若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

田村さんの頭文字について

昨日は友達と飲んだ。KさんとSさんとM君とWさんだ。KさんとSさんは、私と高校が同じ女性。M君とは大学を出てから知り合った。WさんはM君の知り合いで、きのう初めて会った男性だ。Kさんというのは久保さんで、Sさんは佐々木さん、M君は村田君で、W…

「脳の右側で描け」

カリフォルニア州立大学教授、ベティ・エドワーズ著。写実的に絵を描くための本だ。「左脳」「右脳」という話をよく聞く。大ざっぱに言うと、「左脳」が「論理脳」で、「右脳」が「感情脳」らしい。著者によれば、空間を処理するのは右脳である。だから、見たま…

裏千家の歌

ペットショップの広告。「ご存知ですか?子犬の生産、供給頭数は、春休み、ゴールデンウィーク中が最も少なくなります」知りませんでした。「だから価格にも限度があります」今の内に買えと言うことだな。子供に、春休みに犬を買ってやると言っている人に忠…

闘牛コースター

近鉄電車の車内広告。「志摩スペイン村・パルケエスパーニャ」が開場十周年を迎えたそうだ。それを記念して新しいジェットコースターが登場する。「闘牛コースター」写真を見ると、先頭車両が牛の頭になっているだけだ。「闘牛コースター」と言うより「牛頭…

親感覚

娘が勤めだして二年になる。毎朝いっしょに家を出てバス停まで歩く。バスで駅まで行く。電車はちがう電車だ。今朝、珍しく娘が休んだので一人でバス停に行った。なんだか気が楽だと思った。どうしてかな、と考えたら、どうも私は娘を幼稚園に送っていってい…

痴呆老人の世界

朝刊の書籍広告。岩波書店から「痴呆老人が創造する世界」という本が出ている。著者が「阿保順子」さん。こんなことをなんとなく面白いと感じる私は、軽薄で不謹慎な男だと思う。著者と出版社にお詫びしたい。生まれかわったら、こんなことを面白がらないよ…

ヤマハAW16G

「ヤマハAW16G」は、CDを作る道具だ。自分でCDを作ってみたいと思って去年買った。これを使うと、自分でドラムの部分を打ち込んで、ギターを弾いて録音して、自分で歌って録音して、それがCDになる、はずなのだ。雑誌などの評を見ると、非常にす…

いつ亡くなってもおかしくはないが

きのう、母が入っている施設に行った。ここでは「80歳」といえばまだ若い感じがする。だから、どなたがいつ亡くなられてもおかしくはない。私は2月に入ってインフルエンザになって、なかなか治りきらなかったので、きのうが1月末以来の訪問であった。その間…

心よおまえはなぜ若い

家内は「朗読」の会に入っている。奈良の「物語り館」という所で、定期的に客を集めて朗読の会を開いている。昨日、家内は友人に誘われて「物語り館」で朗読をした。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読むつもりだったのに、前回読んだ人がいるので変更してほしいと言わ…

だいじょうぶか?

朝のバス。30代の気持ちのいい運転手である。たまにこの人のバスに乗ると非常に気分がよろしい。終点につく前の車内放送がていねいで行き届いているのである。「皆様、本日は奈良交通バスをご利用いただきまして誠にありがとうございました。皆様をお送りい…

ルイジアナママ

昨日はギターのレッスン。車を駐車場に置いてショッピングセンターの中を通り抜けていく。切手や収入印紙を売っているコーナーがあったので、収入印紙を買った。年のころ25、6の女性店員が実に素晴らしい笑顔であった。「お客様!収入印紙二千円のお買い上げ…

駅のエレベーター

利用している私鉄の駅にエレベーターの設置が進んでいる。体の不自由な人とかお年寄りには便利でいい、と思っていたが、健康そうな人でもエレベーターを使う人がいる。私が乗る駅は、特に高い「高架」と言うほどではない。エスカレーターもある。それでもエ…

皇后陛下御歌

今年の歌会始、御題は「幸」御製 人々の幸願いつつ国の内めぐりきたりて十五年経つ皇后陛下御歌幸くませ真幸きくませと人びとの声渡りゆく御幸の町にこの皇后の歌をはじめてみたとき、なんとなく違和感を感じた。天皇や皇后は「国民を思う」というような歌を…

ヘンな人

私は周囲にヘンな人がいないか、いつも期待を込めてキョロキョロしているので、私自身がヘンな人だと思われてるのじゃないかと心配だ。「ヘンな人」は男に多いと思う。男の方が、不自然な、無理なことをする機会が多いのでヘンになるのではないか。「女性の…

アレルギー週間

新聞の全面広告。2月17日から、「アレルギー週間」だそうだ。ちょっとひっかかる名称である。「今日からアレルギー週間です」などと言われると、身体がかゆくなってくるではないか。「日本アレルギー協会」が、「アレルギーの克服に向けて」設定したものだそ…

杉本健吉さん

画家の杉本健吉さんがなくなった。98歳。去年、奈良県立美術館で開かれた「杉本健吉特別展」を見に行ったところだ。こういう、「回顧展」を見たり、画集を見たりすると、一流の画家は、20代で光り輝くような傑作を描いて、その後数十年悪戦苦闘して、晩年にもう一…

「カラシニコフ:銃・国家・ひとびと」

朝日新聞の連載記事。「カラシニコフ」というのは、旧ソ連軍が1947年に採用した自動小銃で、安価で丈夫で誰にでも簡単に使えるというとんでもない武器であるため、大変な人気商品で、世界中の軍隊や武装勢力が使用している。設計者と言われるミハイル・カラシ…

モダンダンス

モダンダンスの江口乙矢さんがなくなった。92歳だそうだ。高校のとき、学校から江口乙矢さんの公演を見に行った。なぜか?ウチの高校の化学の先生が江口さんに曲を提供していたのだ。「曲」といっても、「モダンダンス用の曲」だから、ヘンな曲だった。ヘン…

針のむしろ

昨日書いた九州の伯母の葬式で、私は生まれてはじめて「針のむしろ」というものに座った。伯母は、父の五人の姉の三番目だ。戦前に三人の子供のある人に後妻として嫁いだ。二十年ほどの結婚生活の後主人が亡くなって、長男と暮していた。八十前に倒れて、十年間寝た…

思い出

亡くなられた橋本先生の奥様から礼状が来た。先生の思い出を手紙に書いて出したからだ。「ファックス、お供えしています」と書いてあった。「ファックス」?なんのことか?私はワープロで書いたので、奥様はたぶんそのワープロの手紙のことを、「ファックス…

針の穴

朝、駅前で国会議員のMさんが演説していた。チラシも配っていたが、受け取る人はほとんどいない。私は受け取る。昔、アルバイトでチラシを配ったことがあるからだ。Mさんのチラシに、国会での改憲論議について「針の穴を通すような議論」という表現があっ…

配線

二十年ほど使ってきたステレオを買い換えた。新しく買ったのは、アンプと、CD/MD、DVD、カセットデッキ。これに、前からある、VHSとベータのビデオデッキとレーザーディスクをつなぐのはかなり大変である。大変なら業者に頼めばいいのだが、自分でやって…

桂文治さん

1月31日に、桂文治さんが亡くなったという記事が出た。80歳ということで、そんなお年だったかと驚いた。私はこの落語家が好きだった。というか、訃報を見て、好きだったことを思い出した。長年忘れていたのだから、ファンということはない。ただ、テレビでこの…

「お寺の事情」の続きを読む

著者リチャード・アンダーソンさんが滞在した大本山には、一万坪以上の大庭園があり、茶室も四つあったので、よく茶会が開かれた。あるとき、茶会の前の夜に茶道具が運び込まれ、保管を頼まれた。高価な茶道具なので、寺は、住み込みだったアンダーソンさん…

「お寺の事情」を読む

朝、電車の客が読んでいたスポーツ新聞。全面カラーで、「ボブ・サップ、本門寺で豆まき!」ボブ・サップが凄まじい顔つきで豆をまいている。豆なんかまかなくても、この顔を見ただけであらゆる疫病神が逃げ出すであろう。「鬼は外?!あんたに言われたないワ…

別府大分マラソン

テレビで見る。誰かが優勝した。マラソンで嫌いなのは「給水ポイント」だ。取れなかったらどうする!と、はらはらする。今日も取りそこなった選手がいた。その選手は、次の給水ポイントで必死になって容器をつかんで、さっき飲みそこなった遅れを取り戻そうと一気飲…