若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

175R

今度の発表会でやる曲を選ぶのに、元気のいい曲をやりたいと言ってすすめられたのが、「175R」だ。「175R」で、「イナゴライダー」と読めというのは無理な注文だ。教室でCDを少し聞いて、なるほど元気がいいし、受付の女性Mさんが、「ソロがない」…

ある結婚披露宴

テレビで「韓国食べ歩き」みたいな番組をしていた。ブタ、トリ、キムチ、すべてうまくてうまくて、んも〜!たまらん!と出演者は言っていた。トリをゆでた料理など、それだけを食べに飛行機で行く値打ちがあるというのが、出演者の一致した意見であった。屋台の…

尋ね人

地域新聞の読者コーナー「探しています」欄。「60年前、大阪大同病院で看護士をしていた、実家が宇陀郡のお茶屋さんで、ニックネームとんちゃん。連絡ください」当時の同僚の方の投稿だ。会わせてあげたい!何とかして会わせてあげたい!60年前、若いお二人…

五十路の男の美顔術

中高年男性向けの雑誌の広告。こっそり6歳若返ることができる、五十路の男のための美顔術を紹介している。私なんかをターゲットにした特集だ。道行く人が振り返るようになると書いてある。振り返られたくない。道を歩いていて、すれちがった人がパッと振り向…

芝生の哲学

東京から妹夫婦が来た。なんと二人で若草山に登ってきたのだ。若草山の頂上で、ここに数万の観衆を集めた兄鹿之助伝説のライブを偲び、春日大社で今後ますますの活躍を祈ってくれたのだ。と思う。先日刈ったばかりの我家の庭の芝生をほめてくれた。こういう場合…

「腹部」と「胸部」

「腹部」と「胸部」で、数年前亡くなった家内の叔母のことを思い出した。家内が大変可愛がってもらった叔母だ。陽気な、冗談の多い楽しい人だった。結婚前、家内の実家で紹介された。挨拶がすむと、叔母はじっと私を見てから家内に「いや〜、写真で見るよりずっと男…

唐招提寺うちわまき

毎年5月19日は唐招提寺の「うちわまき」である。この日は唐招提寺中興の祖と言われる覚盛上人の命日で、「うちわまき」は上人の徳を偲んで鎌倉時代から行われてきた。鎌倉時代には、親鸞などによる新仏教が広く受け入れられ、南都六宗は衰退の一途をたどった…

どうでもいいようなこと

いつもどうでもいいようなことを書いているのに、なぜ改まってこういうタイトルをつけるのか。特に意味は無いので、期待しないで読んでください。朝の電車。いつものドアのところで本を読んでいた。駅に着く少し前に、私に背を向けてつり革をつかんで新聞を…

友達と飲む

昨日は高校時代の友人、S君、O君と飲んだ。もっと大勢で飲むことが多いし、S君と二人で飲むこともあるが、三人で飲むのは初めてだ。私たちは高校一年のとき同じクラスだった。S君とO君はサッカー部で、二人は時々いっしょに飲んでいるようだ。待ち合わ…

目の色

母のいる施設に行く。Aさんが亡くなっておられた。この間までお元気だったのにと言いたいところだが、「要介護老人施設」だから、なんとも言えない。Aさんで思い出すのは「赤ちゃんパワー」だ。Aさんは、無言無反応無表情の方だったが、家族の方が生まれ…

皇太子記者会見

誠実な人だなと思ったし、思い切った発言だとも思った。しかし、どう考えても無理な制度だ。ある家が代々子供に恵まれることさえ難しいのに、男の子に限ると言うのでは、女御更衣あまた侍いける時代でも無理な話だ。一夫一婦制の枠の中では不可能な無茶苦茶な「制…

アフリカ鍛冶屋と河内水車職人

「アフリカの子供」(?)という本を読んだ時、音楽にも色々あると思った。フランス領ギニアで昭和のはじめに生まれたアフリカ人作家の少年期の思い出だ。父親は鍛冶屋だった。当時の鍛冶屋は、鍬や鋤を作ったり、自動車の部品の修理もした。金でアクセサリーを作…

音楽とは何か

いろんな音楽があるので難しい質問だ。「子守唄」は子供を寝かせるための音楽だ。感動のあまり子供が興奮したり泣き出したりしてはダメだ。母親が歌いながら寝てしまってもダメだ。「シューベルトの子守唄」や「ブラームスの子守唄」が有名だ。十年ほど前、…

イナゴライダー

新曲「むかしむかしのロックンロ〜ル!」を自力でCDにしようと悪戦苦闘している。「プロフェッショナルオーディオワークステーションヤマハAW16G」を使うとプロ並みのCDが簡単にできると言うので買ったのであるが、CDは簡単にできるかも知れんが…

鬼太郎七変化

また鬼太郎である。朝の電車で私はいつものようにドアのところで本を読んでいた。いつものように次の駅で鬼太郎が乗ってきて私の前に立った。彼の定位置である。私が本を読むのをやめて目を上げるとまん前に鬼太郎の顔がある。贅沢を言わせてもらえば、もう…

遊園地

連休の間、東京で勤めている長女が帰っていた。普段は次女だけだからにぎやかになる。二人が小さい頃は、我が家はとんでもなくにぎやかであった。夕食の時など二人で競争でしゃべりまくる。私たち夫婦は、黙々と食べている他なかった。そして食事がすんで二…

ゲゲゲの鬼太郎対金太郎

水木しげるさんが世に送った妖怪界最強のキャラクター「ゲゲゲの鬼太郎」と、日本昔話界が誇るスーパーヒーロー「金太郎」がもし闘えば、勝負はどうなるかと言うことを、互いの「知力「体力」「経験」などを数値化し、コンピュータを駆使してシミュレートし…

紫雲丸

朝刊に「紫雲丸」という文字。その文字を見ただけで何となく胸騒ぎがする。昭和30年5月、宇高連絡船「紫雲丸」と「第三宇高丸」が濃霧の瀬戸内海で衝突、「紫雲丸」は数分で沈没し、百数十名が亡くなった。修学旅行の小中学生に多くの犠牲者が出た。その時助かった…

福田官房長官辞任の真相

福田官房長官の衝撃的な辞任について、年金未納問題がその原因であると言われているが、その程度のことで辞任するような人ではない。福田氏が、年金未納を全く問題にしていなかった事は、記者会見の態度でも明白である。辞任の原因はイラク人質問題と絡んでいる。…

メンバー募集

新聞に折り込まれている地域紙の読者欄に、時々「お友達になってください」と言う投稿が出る。今日はじめて男性の投稿を見た。50歳の釣り好きの男性が「お友達になってくださる方」を募集している。こういうところでお友達を募集するのは、積極的な人なのだ…

ルノワール

新聞の広告。「世界の人々に感銘を与え続ける名画の競演!」複製画の広告である。「競演!」がちょっとひっかかるが、1枚12600円は安い。凹凸もついて本物とそっくりだと書いてある。「モナリザ」「ミレーの晩鐘」「裸のマハ」などの名作がそろっている。し…

バンドマン

「バンドマン」という言葉をはじめて聞いたのは小学校6年生の時だ。同じ組のS君が、突然「山下敬二郎!ええな〜!」と言ったかと思うと、足をガバッと広げてのけぞって「オー!プリーズ!ダイアナ〜〜!」と歌いだした。これはいったいなんだ?私は、「山下…

「スクール・オブ・ロック」を見る

久しぶりの映画だ。新聞の宣伝に、ジミー・ペイジがコメントを寄せているので見る気になった。本当にジミー・ペイジがこの映画のためにコメントを寄せたのか疑問であるが、彼の名前にだまされるなら本望だ!と力むほどのことではない。「往年のロックの名曲が聞…

ゴジラの逆襲2

「溶接いも」はわかりにくいあだ名だ。家が溶接工場で、「いも」というのは苗字から来ている。「溶接」と「いも」という異質なものの取り合わせがあまりに絶妙であったので、本人も、「溶接いも」と呼ばれることに非常に満足していたかどうかはわからんが、私たち…

ゴジラの逆襲

二十年程前、会社の事務所でボーっと外を見ていたら高級車が止まった。降りた男を見て、「青年実業家!」と思った。こちらへ近づいてくる顔を見て、「ゴジラ」とわかった。「青年実業家」と思った私の目に狂いはなく、彼は建築会社を経営していると言った。卒業以…

ゴジラ

新聞に、「もうゴジラ映画は作らない」という記事が出ていたが、芸能界に限らず「これが最後」はあてにならない。最初の「ゴジラ」は昭和29年だから、私が小学3年生のときだ。冬休みに父と見に行った。凄まじい観客で、私は下駄で足を踏まれて、帰りに病院に行っ…