若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ドガに描いてもらおう

「自画像男前派」結成以来、自画像を描きまくっているが、なかなか気に入ったのが描けない。モデルが悪い、といってしまえばみもふたもない。いますぐどうこうできるものではない。整形という手もあるが、この年で今さらと思う。モデルとしては、表面をとり…

船場吉兆廃業

牛肉産地偽装などで、経営が悪化していた船場吉兆が、廃業を発表した。経営再建に向けての切り札として、「食い倒れ人形」を譲り受けようと交渉したが、不調に終わり、廃業を決意した模様。発表と同時に、廃業を惜しむ常連客たちが次々と訪れ、店内は久々の…

またも自画像

自画像を描く。家内が、「また描いてるの!?」とあきれたようにいうが、自画像ばっかりでかわいそうだから、モデルになってやろうという親切心はない。マネとドガの模写をしたのに、それが全然活かされない。フランス人女性をモデルに描けばいいのだろうか…

若さ実感

仕事をやめてから、自分の若さを実感する機会が多い。整骨院に行き、カルチャーセンターに行くと、私より年上の人が目立つ。往復のバスも、私より年上の人が多い。まだまだ若いナ、と思う。きのう、バス停で、80過ぎと思える夫婦が、バスを待つ間、ず〜っと…

行列の出来る整骨院

昨日は朝から整骨院に行く。なるべく早く行くようにしている。紹介してくれた人が、とにかく混むので、早く行った方がいいといったからである。整骨院の人も、「10時過ぎると、行列ですからね。出来るだけ早く来てもらったほうがいいです」という。で、いつ…

二極化

「中」が減って、「上」と「下」だけになっていくことである。といってわかりにくければ、「竹」が減って、「松」と「梅」だけになっていくことである。「上」と「下」だけになっていく、といっても、「上」がどんどんふえるわけではない。「上」がどんどん…

木下孝則2

「木下孝則展図録」によれば、彼は、明治27年、法律家で、後に明治大学総長となった、木下友三郎の長男として生まれ、裕福な家庭で育った。12歳のころから西洋美術に親しみ、16歳で病気療養中、母親が油絵の道具を買い与えた。病気が治ったころ、一年間看病…

昭和の気品(エレガンス):横浜の洋画家:木下孝則

横浜美術館に行ってきた。木下孝則という画家の絵は、画集などで、いくつか見たことがある。戦後すぐの、裕福な家のべっぴんさんをモデルに描く写実の人、という印象だ。わざわざ横浜まで見に行くような人とは思わないが、私も「自画像男前派」だし、「平成…

堂々

電車で。ベビーカーを押した若いお母さんが、隣にすわった。赤ちゃんが、すやすや眠っている。堂々と寝ている。ラッキーである。この赤ちゃんがまた、模範的、典型的赤ちゃんである。短い手で、「ホールドアップ!」して眠っている。万歳して眠っているとい…

法事

今日は、伯父の三回忌で、堺の寺に行く。初めてのとき、駅からタクシーで、番地と寺の名前を言えば、すぐわかると思っていたが、わからなかった。運転手は、「あのへんは、お寺さんが多いから」と言った。なるほど、多かった。寺だらけである。「寺地町」と…

現代のバイブル

いま、聖書、というか、聖書扱いされている本はあるだろうか。池田大作さんの本は、「バイブル」だろうな、などと考えていたら、郵便受けにパンフレットが入っていた。「ヤングブッダ」仏教系の宣伝パンフレットかと、見たら、表紙に、「大川隆法」の文字。…

バイブル

きのうの人物画教室では、あの人のパレットが楽しみであった。先週、先生から、パレットの絵の具の数が多すぎると注意された人だ。その人は、昨日も教室に来るとすぐ、自分の持っている絵の具をすべてパレットにならべた。しゃーないですな。マリリン・スコッ…

マリリン・スコット『油彩の実践バイブル』

この本は、人物画教室の女性が教えてくれた。役に立ちますよ、と言われて買った。知らないことがいっぱい書いてある。読むのと、描くのとは、まったくちがうことだから、役に立つかどうかは、わからない。すがりたくなるものです。『ギター上達法』みたいな…

新薬師寺

今までなんとも思っていなかったのに、突然、なんかヘンだなあ、と思うことがある。「新薬師寺」非常に、イージーなネイミングではないか。お手軽というか、安易というか、雑というか、えーかげんというか、どこからも何の反対もなかったのか。誰が考えても…

日曜画家

このところ毎日のように絵を描いている私でも、「日曜画家」といえるだろうか。毎日が日曜日な私だから、日曜画家かもしれない。散髪屋さんは、月曜が休みだ。趣味で絵を描く散髪屋さんは、「月曜画家」である。引退した散髪屋さんは、「毎日が月曜日」であ…

名画泥棒

名画が、盗まれることがある。私をはじめ、しろうと画家は、自分の絵が盗まれることなど考えたこともないだろう。きのうは、人物画教室。教室に入ると、60代なかばと思える女性が、自分の絵がないといって騒いでいる。描きかけの絵は、保管棚に置いておける…

ゴールデンウイーク

ゴールデンウイーク最後の日である。ゴールデンウイークといっても、仕事をやめた私には関係ないといいたいところだが、ゴールデンウイークを利用して、こーき君他7名がやってきたのだから、やはり私にも関係あるといいたいところだが、結局、彼らにとっての…

こーき君がやってきたPART2

というような、ほほえましいというか、涙ぐましいというか、おろかというか、あさましいというか、つくしたりない私がバカね的努力の甲斐もなく、妹は、今に至るまで、こーき君に指一本触れるできないという。だっこなど、とんでもない。私の妹が鬼のような…

こーき君がやってきた

きのう、我が家に、広島から、こーき君(1歳3ヶ月)がやってきた。こーき君は、甥の子供である、と言ってわかりにくければ、私の妹の初孫である。甥は、勤務地広島で結婚して、暮らしている。こーき君は、一人でやってきたわけではなく、その他多勢、が失礼…

ドガ

模写初挑戦、マネの名作、「ベルト・モリゾの肖像」を額に入れた。額は大事ですね。立派に見えます。これまでに描いた私のどの絵よりも立派である。あたり前といえばあたり前だ。情けない気もする。複雑である。家内が、非常に喜ぶのも、複雑な気分である。私…

作り手の顔が見える

最近、ハヤリですね。今日のテレビでも、やってました。「作り手の顔が見える『泉州水茄子』」なるほど、水茄子のような顔の人が作ってた。たしかに、果物でも野菜でも、見てると、作り手の顔が浮かんでくるということもあるし、作り手の顔が、作物に似てく…