若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

虹の彼方に

朝、家を出ると虹だ。虹に向かって歩いていく。うれしい。私が歩いて行ったからかどうか、虹はすぐ消えてしまった。雑草と同じで、空もいつどこで見ても文句のつけようがない。晴れていようが曇っていようが、空の様子に文句をつけたくなったことはない。雲…

スペインが止まらない

昨日の朝、バスでひっくり返りそうになった。バスに乗り込んで、二、三歩歩いたところでバスが急発進して急ブレーキで止まったのだ。私の後でまだ何人かが乗ろうとしているのに、バスが動いたのであった。一瞬、何が起きたかわからなかった。普通の人ならひ…

商談冗談

取引先のTさんから久しぶりに電話。「今日で定年退職です」この数年、こういう電話をもらうようになった。そのつど驚く。相手の年とこちらの年を考えれば当たり前なのだが、なんだか唐突に思えるのだ。目の前を歩いていた人が突然倒れたような感じだ。それ…

魁皇

魁皇が優勝した。一番好きなスポーツ選手、と言うのもヘンな感じだ。一番好きなおすもうさん。スポーツ選手、ましてやアスリートなどと言うちゃらちゃらした存在ではない。顔がいいし、体つきがいいし、取り口がいい。気持ちのいいお相撲さんだ。「魁皇」わ…

田川建三「キリスト教思想への招待」

気持ちのいい本だ。「キリスト教には、くだらん所もたくさんあるが、りっぱな所は生かさなければもったいない」、という、納得できる立場で書かれた本だ。何が気持ちがいいと言って、この人の「えーかげんなやつ」に対する怒りが気持ちいい。激しい怒りであるが…

ちょっとおかしい

前に書いた、朝の駅でタバコの吸殻を拾う女の人であるが、今も続けておられる。改札口付近だけでなく、かなり向こうの方まで拾いに行っている。町をキレイに、ということかもしれないが、「ちょっとおかしい」と思ってしまう。この人の身辺で、何かあったのだ…

矍鑠

昨日は、従兄夫妻が来訪。母を見舞ってくれたのである。従兄は、母の兄の息子である。伯父は90を過ぎてなお「矍鑠」としているらしい。「矍鑠」とは難しい字だ。ワープロならばこそ私にも使える字だ。「かくしゃく」と読む。年老いてなお元気で盛んな様子…

ヤマハ合宿大団円

いつも朝食は宿泊所の食堂だ。二日め、朝食のため食堂に行くと、なにやら騒がしい。小学二、三年生と思える子供たちが五十人ほどお盆を持って並んでいた。サッカースクールの子供たちだった。椅子に座って足をブラブラさせながらパクパク食べているのは可愛…

ロックンロール!

ツエッペリンの名曲「ロックンロール」のイントロのドラムが鳴り出した時、私はセンベー君と向かい合って彼を見つめていた。どこから弾きだしていいか分からんので、彼が弾きはじめたらついて出ようと思っていたのだ。彼に続いて私も弾き始めたが、ずっと彼…

二泊三日合歓の郷

ヤマハの合宿で合歓の郷に行ってきた。着くとすぐ練習を始めて、二日目の夜に発表会という例年通りのスケジュールだ。仕事の都合で私一人電車で行く。9月18日1時8分、近鉄上本町駅でギターケースを片手に人々の注目を浴びて賢島行き近鉄特急にさっそう…

タバコを拾う人

今朝、バスを降りて駅に向かって歩いていると、あの女の人を見かけた。通勤スタイルの中年女性で、先日来何度か見かける人だ。改札口に向かって歩きながら、時々かがみこんでいる。はじめ、何か落し物を探しているのかと思ったが、ちがった。手にビニール袋…

合歓の里合宿

合宿に最初に参加したのはギターを習い始めてすぐであった。十年以上前だ。最初の時は、同じクラスの中二トリオと、近鉄特急の座席で、オセロゲームなど楽しみながら行ったのであった。この時、私はほとんどギターを弾けなかった。「ボーイ」とか言うグルー…

大量破壊兵器、存在せよ!

アメリカのパウエル国務長官が、「大量破壊兵器は発見されないだろう」と語ったそうだ。さびしいではないか。なんともいえないさびしさとむなしさを感じる。超大国アメリカの指導者が、イラクに対する攻撃を始めるに当たって、最大の理由とした「大量破壊兵…

ボーカル科発表会報告2

どて君に任せた撮影が心配で急いだあまり、ギターを置く時、棚でおでこをゴツンと打ってしまった。かなり強く打ったので、今日もまだひたいがひたい。どて君の撮影をなぜそれほど心配するかというと、前科があるからだ。何年か前、彼とはじめて会った発表会…

ボーカル科発表会報告

昨日は、ボーカル科の発表会。会場は、いつものアメリカ村のライブバー「ザ・セラー」。先日書いたが、婚礼や法事の楽しみの一つは、年月の重みを感じさせるいい顔のお年寄りに会えることだが、ヤマハの発表会の楽しみは、何の心配もなさそうなノーテンキな…

ボーカル科発表会

今日は、尊師のボーカル科の生徒の発表会である。私はエレキギターを習っているが、尊師の音楽大学での専攻は、エレキギターではなく声楽なので、本業は「ボーカル科」ということになるだろう。他のボーカル科の先生も一緒の発表会なので、毎年大人数で長時間だ…

トルストイ「文読む月日」

この本は、トルストイが、六年の歳月を費やし、心血を注いで完成させたものだ。一日を一章として、三百六十五日分、トルストイ自身と、古今東西の聖賢の名言を集めたもので、トルストイは、自分の他の著作は忘れられても、この本だけは人々の記憶に残るだろうと語…

こおろぎ

裏の空き地の草むらで、虫の声が聞こえるようになった。今朝、駅のホームで電車を待っていると、こおろぎの鳴き声が聞こえてきた。意表をつかれる思いである。向かいのホームの下は、線路から1メートルほど後退して、退避場所のようになっている。その中の…

音楽ボランティア

昨日はギターのレッスン。12日にやる、エアロスミスの「アメイジング」の最終チェック。私が弾き終わると、尊師はニコニコと「ま、こういう曲は、ギャーン!と弾いてもらったら・・」尊師独特の表現である。見捨てたようなOK、とも取れるし、OKのよう…

台風はこわくないのか

地震雷火事親父。こわいものの代表ということだが、先日の地震で改めて、「こわいもの筆頭者」に納得した。雷でそれほどこわい思いをしたことはない。ゴロゴロと鳴り響く重低音が好きだ。火事は、近所の家が燃えた時はこわかった。親父はこわくなかった。祖…

島田町

二、三日前、テレビをつけたら、ナイター中継だった。阪神の攻撃だ。客席が映っていたが、何人かの人がリーダー役で客席に向かって指揮していた。グランドには目も向けず、一心にエンエンと腕を振っていた。不思議である。こういう人は、野球が好きなのか応…

地震

ひ〜〜〜こわかった。\(◎o◎)/!地震さま、この場であなたを取り上げることはいたしませんので、その気持ちに免じて、今後私めにご配慮のほどよろしくお願い申し上げます。三拝九拝。のーまくさんだーまかろーしゃー。ヒエロイムエッサイム。朝、降りる駅で…

庭に鳥が来た

朝、庭の芝生にたくさん鳥がいた。雀より大きい。くちばしが長く、足も長い。ちょこまか動き回って、芝生をつついている。「学習鳥類図鑑」や、インターネットで調べたが、なんという鳥かわからない。名前がわからなくて不満を感じるのは何故だろうか。我家の庭…

エピクロスについての誤解

誤解していることはたくさんあると思う。先日本を読んでいて、エピクロスについて誤解していたことがわかった。エピクロスの名前は、高校の時に知ったと思う。ギリシャの哲学者で、快楽主義を唱えたと習ったはずだ。「エピキュリアン」と言えば、「快楽主義者」…

またもや「ライオンの糞」

去年、JR西日本が、鹿など野生動物による列車事故を防止するため、沿線にライオンの糞をまいたことは、この欄でもとりあげた。効果はあったものの、強烈な臭気のため作業は中断したままになっている。今年になって、JR東日本が、釜石線沿線のカモシカな…

9月2日を忘れるな

9月2日?何じゃそれは、と思うでしょう。伯母が遺した日記の昭和20年9月2日。「米艦ミゾリー号にて降伏調印式。9月2日を忘れるな」こう書き記した伯母は、臥薪嘗胆、打倒米英を肝に銘じ、無条件降伏という屈辱をばねにぴょんぴょん跳ね回ったりせず…

癒し系詩人、雑草をうたう

我が家の裏に百坪ほどの空き地がある。見事に雑草が生えそろっている。鮮やかな美しい緑だ。最近、その緑一色の中に、非常に細かいピンクが点々と見える。秋の雑草だ。雑草と呼ぶのが気の毒なくらいに美しい。たぶん名前はあるのだろう。ワレモコウとかスズ…