若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

手術

朝のバス停で、いつもの老婦人と。「おはようございます。わたし、今日は、堺筋本町の○○眼科に行くんです」「は、はあ・・・」「手術なんです」「白内ですか」「いえ、緑内・・・目の中のね、水が通る管がつまってて、眼圧があがるんです。で、管に穴あける…

ビオラ演奏会

昨日の夜、わが家でビオラ演奏会があった。ビオラ独奏は京都芸大大学院生Nくん、ピアノ伴奏はウチの次女という、豪華メンバーである。話せば、長くややこしい。次女の高校時代の友人、Sさんが、大叔母さんが入居する老人ホームでビオラを弾くことになって…

チョコレート

NHK教育テレビの「日曜美術館」で、チョコレートをテーマにした美術展を紹介していた。たいした意味のない、無理な企画ではないかと思ったが、出品作品を見ると、私の予想は当たっていた。子供のころ、チョコレートは、高級品であった。東京のおじさんか…

うぐいす

朝早くから、うぐいすが鳴いていた。大阪にいたころは、うぐいすは身近な鳥ではなかった。「漫画やテレビの中で、早春に突如表れて、梅の枝にとまって、ホーホケキョと鳴いて、どこかに消えてしまう鳥」であった。身近な鳥は、雀と神社の鳩だった。子供時代…

ハナキン

「花の金曜日」ですか。毎朝バス停でいっしょになる77歳の女性は、金曜日は本当にうれしそうだ。月曜から金曜まで、バスを乗り継いで、娘さんの家の手伝いに行く。夜遅くまでご苦労さまである。で、金曜はうれしい。バス停で顔を合わせるなり、いつもニコニコ…

失業対策事業

ふと思い出しました。「失業対策事業」私が、大阪府立高校の2年生のときだったと思う。図書館と美術教室の入る建物が新築された。大きな工事だったはずだが、工事中のことは、ほとんどおぼえていない。たくさんのおじさんたちが、学校に来たことだけをおぼ…

まわりゃんせ

近畿日本鉄道のポスター。伊勢志摩の旅。「まわりゃんせ」という、おトクな切符を使って、伊勢志摩の旅を楽しみましょうという広告である。少し前から、駅で見かけるポスターの女性が、竹下景子さんに似てるなと思っていた。今朝、車内のつり広告で見ると、…

『道鏡』2

きのう母の入っている施設に行ったら、80代男性Nさんの書道作品がかけてあった。字は、相田みつをさんがあこがれそうな字だが、かなり読みにくい。しばし見つめて解読。「ふるさとは 頭記にありて 思ふもの」こ、これは・・・?万葉仮名表記法に基づく由緒…

横田健一著『道鏡』

道鏡は、称徳女帝を惑わし、太政大臣禅師、法王の位に上り、ついには宇佐八幡の神託と称して、天皇の位を狙った妖僧として有名である。著者によれば、道鏡は、特別の妖僧ではない。時代が妖しかっただけのようだ。災害、疫病、戦争、政治、すべて「まじない…

巻物自分史

朝日新聞経済欄では、話題の商品や画期的新製品、ヘンな商品を紹介する。今朝は、「巻物自分史」を紹介していた。朝日新聞の記者が、画期的だ!と思ったのか、ヘンだ!と思ったのかは、記事からは読みとれない。アルバム製作会社のアイデアだ。写真を11枚と…

布石

「布石」というのは碁のことばらしい。碁も将棋も知らない。将棋は、こまの動かし方を知っているていどで、碁はまったく知らない。電車で、碁や将棋の本を開いている人がいる。中高年の男性だ。今朝は、60代と思える男性が、碁の新聞を読んでいた。「布石:…

ワンワン!

帰りは、駅前のバスターミナルからバスに乗る。バスの他に、送り迎えの車が出たり入ったりする。若い人が若い人を迎えに来た場合は、簡単だ。相手をすばやく見つける。高齢者は、相手を見つけるまでが大変だ。高齢者にとって、車はどれも同じに見えるのだ。3…

グッドウィル

グッドウィルが、介護事業から撤退するらしい。いかがわしい会社である。ディスコで当てた社長でしょ。「グッドウィル」という会社のことは知っていたが、「善意」という意味だとは考えたこともなかった。カタカナの名前だな、くらいにしか思っていなかった…

タバコ

タバコを吸いにくい世の中になって、タバコを吸いたい人は気の毒だと言いたいが、昔から、「こんなとこで吸うな!」と言いたくなる人が多かったから、あまり気の毒にも思わない。ますます、「こんなとこで吸うな!」の人が目立つ。特に、くわえタバコで歩く…

南極航路

新聞の広告。「南極航路を行く地球一周の船旅」よくある、中高年向けの「クルーズ」の広告だと思って見ていたら、「ピースボート60回記念」と書いてある。「ピースボート」というと、若者が、発展途上国を見る旅だと、ぼんやり思っていた。ぼんやりついでに…

読書鳴弦の儀

原田敬一著『日清・日露戦争』岩波新書の「シリーズ・日本近現代史」の一冊である。日清戦争や日露戦争に関心のある人が読む本である、などと言うと、また相田みつをさんにいちゃもんをつけられる。読んだっていいじゃないか。関心がなくったって。人間だも…

ビジネス

家内が怒ってます。チャイムが鳴った。いつもの宅配便の若者で、「荷物です」と言った。頼んであったものが来たのかと出たら、「実は・・・」と、アスパラガスを買わされた。てきぱきとした仕事振りで、好感の持てる若者だが、非常にうしろめたそうだった。…

名前

バスやタクシーに乗ると、運転手の名札がある。珍しい名前の人もいる。長女の話。大阪市バスに乗ったら、珍しい姓の運転手だった。「太郎良○○」珍しいばかりか、好感の持てる楽しい名前だ。いいんじゃないでしょうか。いいのです。それはいいのであるが、そ…

とにかく不思議

5月31日の日記に書いた、G.Mさんに、同じ高校ですとメールを入れた。驚かれたようである。習った先生たちの名前を書いてこられた。私も習った先生たちだった。「昭和14年満州生まれ」と聞いた段階では、「遠い人」という感じだったが、同じ高校で同じ先生…