若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆうすけくんのおもちゃ

子供が小さいころはよく公園に行った。公園ではさまざまなドラマが生まれるのであるが、子供達は忘れてしまっているであろう。ゆうすけ君も、私のことは忘れてしまっているであろう。息子を連れて、近所の11階建て巨大マンション、「パークハイツ」の公園に…

パッとチューシャン

栄養補助剤の広告を見るのは楽しい。いろんなものがある。売っている人は、どういうつもりで売っているのだろうか。本当に、「効く」と思って売っている人はどれくらいいるのかと思う。あまり害にならないものなら、何を売ろうと勝手だとは思うけれど。「深…

私は謎のおじさんだった

朝の電車で、久しぶりに「昨日の新聞の人」を見かけた。今朝も、左右のつり革の取っ手に自分の手を入れて、眼鏡をおでこに上げて、昨日の朝日新聞朝刊を読んでいた。一日遅れの新聞を読んでいるというだけで、なんだか謎の人物のように思える。「謎の人物」…

選挙

選挙ということで、候補者や現職議員を見かけることが多い。自民党の高市早苗さんを駅前で二度見た。私は、この人がテレビに出て、「ナントカじゃん!」などと発言しているのを見て、「目立ちたがりのパッパラパー」だと思っていた。しかし、駅で見た高市さ…

結婚式

昨日の結婚式は、奈良のキリスト教会で行われた。商店街に、キリスト教会があるというのは知っていたが、行くのははじめてである。かなり長い階段を上って教会を見て驚いた。完全な和風の建物で、屋根も一部は瓦、一部は銅葺きで緑青が青々としている。控え目に立て…

才色兼備

今日は、親戚の青年の結婚式である。なかなかの好青年なので、いっそう目出度く感じる。結婚式の挨拶で記憶に残るものは少ない。知り合いの娘さんの結婚式での挨拶は、その数少ないものの一つである。その娘さんは、小学校の頃から、勉強が出来なかったようだ。中…

「べテルの家の非援助論」を読む

この本のことは全く知らずに図書館で借りた。「障害者を援助してあげる」というような考え方はダメだ、というようなことが書いてあるのだろうと思った。例によって、読みはじめるとそんなことはどうでもよくなった。北海道日高の日赤病院精神科のケースワーカー向…

ライフル銃

きのう散髪に行ったら、主人が新しく買ったライフル銃を見せてくれた。この人は、猟が好きなのである。「前は、雨でも雪でも出かけたもんやけど、トシやねえ、このごろは、『明日雨かもわからんなあ、やめとこか』やもんね」私は、猟にも銃にも興味が無いの…

奇跡のヴェーダ

告白。私を知る人には信じられないことでしょうが、私はごくまれに、口からでまかせを書くことがあります。しかし、今日書くことは、すべてこの目で見た事実です。朝刊の広告。よくある、「幸運を呼ぶ石」です。インドの「聖地」で取れる「ヴェーダ」という…

石原、藤井会談の内幕

若草鹿之助商店情報事業部では、十月五日に行われた石原国交相と藤井日本道路公団総裁の会談の内容を入手した。この会談において、藤井氏は複数の政治家のイニシャルに言及したと言われるが、その微妙な部分も今回明らかになった。以下の文章は、会談の模様…

夢の島ハワイ

私が中学生のころまでは、「常夏の国夢の島ハワイ」などと言っていた。二十年ほど前だったか、ある女優さんがハワイからの中継で、「夢の島ハワイに来ています」と言って、笑われていた。私が高校三年のとき、東海道新幹線が開通した。「夢の超特急ひかり」…

最後の晩餐

昨日、お隣のご主人を夕食にお招きした。二月に奥さんを亡くされて、五月に東京の息子さんの所へ越された。隣の家は、そのまま置いておられて、東京に行かれた後も、用事で何度か奈良に来ておられた。八十歳というお年の割にはしっかりしておられる。先日家…

「永遠のマリア・カラス」を見る

きのう、久しぶりで家内と映画に行った。前に見たのは、「ラットレース」というドタバタ喜劇で、大いに笑えた。ただ、客が十人ほどだったので、笑ってもむなしい感じがした。きのうも、その程度の客の入りではないかと思っていたが、小さい劇場ながらほぼ満席…

禅問答

禅問答というのがある。どんなものか私は知らないが、なんとなく、わけのわからんものだろう、くらいに思っている。意表をつく質問をして、常識的な物の考え方を突き崩すものなのだろう。昨日書いた、「金魚に聞いてみたら」で思い出した。夏の暑い盛りのこと…

キリスト教における「すくい」とは何か

ある人の随筆を読んでいたら、奥さんが脈絡も無く物を言うので困ると書いていた。「石原さんも結局時間が無いのよね」突然こう言われて、ご主人は都知事の話かと思うのだが、これは、奥さんが女学校時代の友人を旅行に誘って断られたという話なのだ。家内も…

よみがえる不死鳥!

昨日は、終日37度の高熱にさいなまれ、生死の境をさまよった私であるが、現代医学の粋を集めた医師団の不眠不休の治療と、私に備わった超人的な体力と精神力によって、再び新しい朝を迎えることができた。37度の高熱に耐え、乗り越えることのできる強靭…

風邪

風邪をひいたのか、朝から熱がある。37度である。私は、熱に弱い。37度というと、ほとんどなにをすることもできない。寝ているだけで精一杯である。37度5分になると、「一思いに殺してくれ!」という状態になる。今朝も、37度という高熱にうなされ…

「現説」

「現説」というのは「現地説明会」のことである。分譲住宅ではなく、発掘遺跡などの説明会である。掲示板に登場する、落王さんや、ちょびさん、昇寛さんは古墳ファンで、それで私も「現説」という略語を知った。先日、テレビでパリのシャンゼリゼ古墳の現地…

衰えるということ

母が入っている施設に行く。入居者の皆さんを見ていると、何年も一定の状態を維持している人もあれば、どんどん衰えていく人もある。母は、入居後一、二年現状維持、二、三年で衰えて、ここ三年ほどは現状維持という感じである。「現状維持」と言っても、ただじっと…

運動会

きのう、近くの幼稚園で「うんどう会」をしていた。中学から、「体育大会」になるのだったか。私の小学校では、「大運動会」という看板があがってたように思う。「運動会」より立派そうに見えるので、誰かが「大」をつけたのだろうか。私の一番記憶に残っている運動会…

「骨董症候群:目利きへの遍歴」を読む

末続尭著。著者は、若い頃から骨董の収集が趣味で、日産を定年退職後、市民講座などで講師をしておられる。サラリーマンの理想の姿の一つでしょう。私は、骨董にも収集にも縁が無い。しかし、「骨董モノ」を読むのは好きである。それも、掘り出し物を手に入れた喜…

日本道路公団藤井総裁の進退について

道路公団の藤井総裁が、注目の的である。しかし、これは誰かを悪役に仕立てて、たたけばすむという問題ではない。藤井総裁が領民を虐げ私腹を肥やす悪代官で、小泉首相が暴れん坊将軍で、石原大臣が遠山の金さんなら話は簡単であるが、現実はテレビの時代物…

「笑っていいとも」出演(?)のお誘い

駅の近くの三階建てくらいの建物の屋上に、巨大な広告塔がある。縦横数メートルの箱型のもので、昔から四面とも映画の看板が取り付けてあった。電車からは、四枚のうち二枚の看板が見える。私が子供のころからのなじみの広告塔である。台風の前には、看板が…

曇りのちハレーッ!

朝、電車に乗ると、ドアの横の席に若い女性が座っていた。この人は、三つ目の駅で降りる人である。いつも誰か前に立っているのに、今朝は誰もいない。ラッキー!と思って私は彼女の前に立った。ところが、次の駅で80歳くらいの小柄なおとなしそうな老婦人が…

日本シリーズ

もうすぐプロ野球の日本シリーズということで、朝日新聞でその歴史などを取り上げている。昭和39年は、阪神タイガースと南海ホークスの対決であった。両者譲らず3勝3敗で第7戦までもつれ込んだ。甲子園球場で行われた決勝戦は超満員の観客でふくれ上がったと…

英語がわからなくてホームラン!?

ヤンキースの松井選手がホームランを打った。テレビのニュースで見ると、かなり高めの球を強引に打ったと言う感じである。しかし、インタビューでの受け答えでは、高めの球を狙っていたようだ。今朝の新聞に、松井選手のホームランについて、ヤンキースのト…

古代文字年賀状

先日、エジプト古代絵文字で年賀状を書いたらどうかと提案したところであるが、今朝の新聞の書籍広告に、「古代文字年賀状」という本が出ていた。これは、漢字のルーツである甲骨文字や金文などの古代文字で年賀状を書いてみませんかという内容らしい。私はふざけ…

オロナイン軟膏

今朝の新聞から。「オロナイン軟膏」が、発売されて五十年になるらしい。私のオロナイン歴も長い。物心ついた頃から我家の洗面所にはいつもオロナイン軟膏があった。父が、髭剃り後に使っていたので、私も使うようになった。以来オロナイン一筋である。娘が子供の…

新聞を読む人

電車の中で新聞を読む人は多い。昨日見かけた人は、変わったスタイルで読んでいた。60歳くらいの男性であるが、左側のつり革の取っ手に左手を突っ込んで、右側のつり革の取っ手に右手を突っ込んで、その突っ込んだ両手で新聞を開いて読んでいた。楽なのであ…

自費出版

新聞の広告。「あなたも本を出しませんか」自費出版というのはいつごろから盛んになったのか。三十年ほど前、母が六十を過ぎたころ、母の友人たちから自費出版の本が何度か送られてきたことがある。十年ほど前、曽野綾子さんが、自費出版の本がたくさん送ら…