栄養補助剤の広告を見るのは楽しい。
いろんなものがある。
売っている人は、どういうつもりで売っているのだろうか。
本当に、「効く」と思って売っている人はどれくらいいるのかと思う。
あまり害にならないものなら、何を売ろうと勝手だとは思うけれど。
「深海鮫エキス」などは、私もなんとなく、何かに「効く」と思ってしまう。
深海を泳ぎ回るサメである。
どう考えても強力にちがいない。
今朝の新聞には、「鯉エキス」が出ていた。
「鮫」に比べて迫力不足は否めない。
なんと言ってもこの分野では「鮫」でしょう。
しかし、恐るべきパワーがない分、副作用は少なそうである。
肩こりや、頭痛に効くと書いてあって、その横に
「パッとチューシャン」と書いてある。
瓶の写真が出ているが、そのラベルにも
「パッとチューシャン：鯉エキス」と書いてある。
「パッとチューシャン」とは何か。
全く説明が無い。
今朝の新聞の「探しています」欄には、「逃げたセキセイインコを探しています」というのがあった。
インコを探している人も結構いる。
亀を探している人もいたが、インコとか亀も飼い主が見たら、見分けがつくものであろうか。
バス停に、時々、犬や猫を探していますというポスターがはってある。
今はってあるのは、行方不明になった白い犬を探しているというものである。
犬の写真の下に但し書きがある。
「やせて汚れてみすぼらしくなっているかもしれません」
この但し書きを書くときの飼い主の心情を思うと、胸が締め付けられるような気がする。
以前このバス停には、犬猫専門の探偵会社のポスターがはってあった。
商売になるんでしょうか。
