若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

英語がわからなくてホームラン!?

ヤンキースの松井選手がホームランを打った。
テレビのニュースで見ると、かなり高めの球を強引に打ったと言う感じである。

しかし、インタビューでの受け答えでは、高めの球を狙っていたようだ。

今朝の新聞に、松井選手のホームランについて、ヤンキーストーリ監督の談話が出ていた。
「ローズ(相手投手)の高めの球は打てそうになかったから、捨てるように皆に指示したんだが、マツイはわかっていなかったようだ」

こういう話、好き。
うれしいうれしい有難いホームランを、松井選手の語学力の未熟さに持っていくというのが素晴らしい。

当たり障りのない、ふつうの、ありきたりの会話はしないぞ、という気合が好きである。
母が入ってる施設のMさんのように、ボケても、94歳になっても、その気合がかすかにでも残っていると、話をしていて楽しいし、こちらも気を抜けない。

昔、ピート・ローズという選手が三千本安打だったか、四千本安打だったかの大記録を作った時のインタビューを覚えている。
「ファーストベースに立った時、なにを考えたか」
「セカンドへ行くことだ」

かっこいい!
日本の選手なら、「長い間声援してくださったファンの皆様や、お世話になった監督、コーチ・・」とか答えそうである。

当意即妙のシャレた答というのはなかなか難しいものである。
以前読んだアメリカの「ひねくれ辞典」にはこう書いてあった。

「当意即妙の答:家に帰ってから思いつくもの」
アメリカ人も苦労しているのだ。

その点、トーリ監督は、アメリカのプロ野球界でも有名で、アメリカでは彼のようなシャレた受け応えを、「トーリ即妙」と言うそうである。

この駄洒落は、松井選手のホームランより強引であることを認めます。

おことわり:このパソコンから掲示板に入れなくなりました。入ろうとすると、「問題が発生したので、終了します」というメッセージが出ます。teacup掲示板はすべてだめです。どうなってるんでしょうか。