若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

石原、藤井会談の内幕

若草鹿之助商店情報事業部では、十月五日に行われた石原国交相と藤井日本道路公団総裁の会談の内容を入手した。

この会談において、藤井氏は複数の政治家のイニシャルに言及したと言われるが、その微妙な部分も今回明らかになった。
以下の文章は、会談の模様を忠実に再現したものであり、フィクションではないことをお断りしておく。

「おー、どーもどーも!親父さん元気?」
「関係ないじゃないですか」
「ないことないよ。親、大事にせにゃ。お父さんのおかげでここまでなれたんだから。うらやましーわ。役人は、親、関係ないもん。試験とゴマすりでここまで来たんよ。いやー、東大ではよー勉強したなー。なんのかんの言われるけど、東大はよー勉強するよ。あんた、大学どこ?」
「どこでもいいでしょ!公団の改革問題ですよ」
「道路のことは私が一番よく知ってる。まず私に教えを乞うのが常識でしょ」
「失礼しました。藤井さん、道路のことをどうろ教えてください」
「えーかげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」

「私の首が欲しいようだが、いざとなれば自民党の先生達も道連れですよ。いろんな先生達をお世話しましたからね」
「誰ですか?」
「ま、名前はちょっとね」
「頭文字くらいならいいでしょう」
「むむ、そうですな、頭文字で想像はつくでしょう」
「誰です?」
「大物三人衆!」
「大物三人衆!誰なんです」
「ふーさんと、へーさんと、ほーさん」

「げっ!ふーさんと、へーさんと、ほーさん!
???ふ、ふーさんって誰なんです?」
「ふっふっふっふ」
「じゃ、へーさんは?」
「へっへっへっへ」
「じゃ、ほーさんは?」
「ほっほっほっほ」
「え〜かげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」

「もう一人、超大物が。この名前を出したら・・・」
「誰です?」
「あんたの親分」
「私の親分?私は一匹狼です!」
「なんやて?狼?こんなかわいい狼があるかいな」
「急に大阪弁?」
「くりくりの可愛らしい目ぇして。こっちへおいで」
「何をするんです!放してください!人を呼びますよ!あれ〜〜!」
「むはは、そないに騒がんかてえーがな」
「その、超大物の名前は?」
「聞いてびっくりしたらあかんで」
「誰なんです!」
「こーさんや!」
「げっ!こ、こーさん!
こーさんまでからんでいるのなら私は降参です!」
「え〜かげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」