若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

175R

今度の発表会でやる曲を選ぶのに、元気のいい曲をやりたいと言ってすすめられたのが、「175R」だ。
175R」で、「イナゴライダー」と読めというのは無理な注文だ。

教室でCDを少し聞いて、なるほど元気がいいし、受付の女性Mさんが、「ソロがない」と言うので決めたのであった。
ところが、CDを聞くとソロがあるではないか。
このとんでもないスピードで私にソロを弾けというのも無理な注文だ。

早速Mさんに、ソロを弾ける若者を手配するよう指示しておいた。

今回、「ホテルカリフォルニア」もやることにした。
こっちは、最後のカッコいいギターソロだけ弾きたいのだ。
Mさんに、他のややこしい部分を弾ける若者を手配するよう指示しておいた。

このあたりは、自他共に許す「要介護ハードロックギタリスト」の強みだ。

若草鹿之助名義第三作、「昔々のロックンロール」の制作がはかどらない。
誰に待たれているわけではないから気楽といえば気楽であるが、やりかけた以上早く完成させたい。
ちなみに、第一作が「鹿せんべいツイスト」で、第二作は、「鈴木さん、あなたは私たちの友達です」である。

第二作は極めて不評であったが、当時高校生だった息子が友人に聞かせたら、「・・・お、おっちゃん・・・すごいな・・」と、ボーゼンとしていたそうだから、インパクトのある曲だったとは思う。

今回のCDは、はじめは適当な所で「出来上がり」ということにしようと思っていたのだが、第三作ともなると、それなりに成長のあとを見てもらいたいと思うので、歌を何度も録音しなおしている。

先週録音しなおしていて、聞いてみると、歌詞が非常に聞き取りにくい。
口のあけ方などに注意して録音しなおしたが、やはり聞き取りにくい。
くたくたになるまで録音しなおしたが、どうしてもだめだ。

二日後に理由がわかった。
私は、「ボイストランスフォーマー」という機械で声を1オクターブ上げて録音するのだが、その設定を間違えていたのだ。
その機械には、「ロボット」とか「モンスター」とか「キッズ」とかいう設定がある。
いつも「キッズ」でしているのに、操作を間違えて「ドナルドダック」にしていたのだ。

ドナルドダックの声では歌詞がはっきりしない。
はっきりさせようと、大声で歌ったので、「怒鳴るどダック」になって余計はっきりしなかったのだ。