新聞の書籍広告。
「縞模様の歴史」
そんなものがあったのか。
中世ヨーロッパでは、縞模様は異端のしるしだったそうだ。
この本の続編は、「水玉模様の歴史」である。
と思う。
昔、「縞模様の霊柩車」という小説を読んだことがある。
題名が印象的だ。
内容は全く覚えていない。
縞模様の霊柩車が出てきたかどうかも覚えていない。
ビジネス雑誌で、「ファッションアドバイザー」が、「ビジネスマンのネクタイ」について書いていた。
重要な会議に出るときは、その会議にかける決意を示すため、はっきりした縞模様のネクタイがいい。
交渉相手が女性の時は、パステルカラーなど、優しい感じのネクタイがいい。
化学系の会社を訪問する時は、幾何学模様のネクタイがいい。
この人の首をネクタイで締めあげてやりたい。
新聞の広告。
正露丸の会社が、クイズに答えて香港旅行というキャンペーンをしている。
キャッチコピーが
「お腹は弱いが、ウンは強い」
「お腹は弱いが、ウンは固い」が正しいと思う。
当選した人が泣いて喜んでいる絵の横に、小さな字で、「食べ物以外で、初めて当たりました」と書いてある。
正露丸を飲んだら当たらないのではないか。
このキャンペーンの期間中、正露丸の売上は落ちるであろう。
「お腹は弱いが」で思い出した。
バブル真っ最中の頃である。
人手不足が深刻であった。
ある社長が、社員募集広告に、年間400万円使ったのに一人も採用できなかったと私にこぼした。
その会社は、当時ものすごい長時間労働であった。
朝7時ごろから、夜は10時、11時があたり前で、一ヶ月の残業が百数十時間というのがザラだった。
私が、社長とこは朝早いですからね、と言ったら
「そら、ウチは朝早いで。朝は早いけど、夜遅いがな」