朝、三連休もあっという間だなと思いつつ、バス停へ。
いつもの小柄な老婦人。
ご苦労様です。
娘さんの家の手伝いに、毎朝7時のバスで出発、帰りは8時、9時となると、御本人が、「通いの女中です」とおっしゃるのももっともである。
私にニコニコと笑いかけ、「三連休もあっと言う間ですねえ。金曜日はうれしかったけど。五日くらい休みがあればねえ」
たいへんですね。
こんど、時給どれくらいか聞いてみよう。
駅では、県会議員を目指す人がチラシを配っていた。
以前から、「子供の安全を守ろう」というのぼりを立てて、宣伝していた人だ。
のぼりには、名前も何も書いてなかった。
市会議員でも目指す人だろうと思っていた。
ちらしに、「県民の皆様」と書いてあるから、県会議員候補だと思う。
ついに正体を現した、という感じだ。
待っていました。
40歳の、会社経営者である。
書かれている政策は、「子供の安全を守ろう」他、納得できるものばかりだ。
ただ、「尊敬する人物」が、「松下幸之助と二宮尊徳」というのがちょっと弱いと思った。
いかにも「経営者」「働く人」という感じで、「子供の安全を守る人」としては、物足らない。
ペスタロッチ、良寛さん、地蔵菩薩あたりを入れてほしい。
「政策アンケート」がついている。
少子化対策として、出産祝い金を引き上げるのはどうか。
現在一律30万円が支給されているそうだ。
知りませんでした。
1.現在のままでよい
2.50万円に引き上げる
3.75万円に引き上げる
引き上げ方が微妙である。
「行政のスリム化にむけて」と書いてあるのが、私には、「行政がすりむけた」と読めた。
まぎらわしい書き方はやめてほしい。
「学校にガードマンが必要だと思いますか」
う〜ん、と私はうなった。
あまりにもあからさまである。
この人は、警備会社の社長なのだ。
こういうのを、下司の勘ぐりというのであろうか。