若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

葬式

朝刊の「週刊朝日」の広告。

駒大苫小牧、甲子園優勝の秘密は氷上ノック」

先日私が書いたとおりだ。
私は、「氷の上で白球を追う!」などと、とんでもないでたらめを書いたつもりなのに、現実にとんでもないことをしていたのだ。

これだから、うかつに「私はほら吹きです」などと言えないのだ。
恥をかくところだ。
どれほどでたらめを書いたつもりでも、私はいつも、これは本当のことかもしれない、と考えている。
事実はほら話より奇なり。
現実に対して謙虚な姿勢を持ち続けたいと思う。

今日は得意先の社長のお母さんの葬式だった。

創価学会の葬式にはじめて出た。
学会の葬儀にはお坊さんは来ないと聞いていたが、よくわからなかった。
略礼服を着た人が5人、前でお経を上げたのであるが、真ん中の人がツルピカだったので、お坊さんなのか、俗人なのか判断がつかなかったのだ。
信者の方たちが大勢お経を上げた。

はじめに「仏教の本義に基づき、友人葬として執り行います」と言われた。
仏教の本義かどうかは知らんが、信仰を同じくする人たちに見送られるというのは、「宗教葬」の本義だろう。
法華経におくられて即身成仏、さぞかし満足であろうと言いたいところだが、不信心者の私には、たいした感慨はない。

享年88歳。
長く入院しておられたと言うことだから、まずおめでたいと言ってもいい。
見知らぬ方ではあるが、ご苦労様でしたと手を合わせる。