若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

新春初夢対談:紀宮様大いに語る1

「明けましておめでとうございます。若草鹿之助でございます。『今日はラッキー!』お正月特別企画として紀宮様をお招きいたしました。
内親王殿下におかれましては、ご婚約も整い、殊のほかおめでたい新年をお迎えのことと、国民を代表いたしましてお喜び申し上げます」

「ありがとうございます。婚約発表以来、沢山のお祝いのお便りを頂き、また、私のケータイにも多くのおめでとうメールを頂いております。一々お返事いたしたいのですが、何分取り込み中のこととて、この場をお借りいたしましてお礼申し上げます」

「さて、長い皇室の歴史の中でも、内親王殿下が一般家庭に嫁がれるということは前例が無いと伺っております。ご結婚を控えて、戸惑いなどおありかと存じますが、現在のお気持ちをお聞かせください」

「色々ご心配を頂いているようですが、先ず私には、嫁ぐという感覚はございません。結婚は、両性の合意により、独立した男女がお互いに助け合い、生計をともにすることだと考えております。
また、皇室から一般家庭へということにつきましては、私と逆の立場の、母や、雅子おねえさまのご苦労を見ておりますので、私はかえって恵まれた立場にあると思います。
これまで内親王として様々な制約を受けてまいりましたが、結婚後は一市民として、日本国憲法の定める国民の義務を果たし、諸法令を遵守したうえで、憲法の定める基本的人権に基づく健康で文化的な生活と、言論、出版、信仰等の自由を享受し、個人の尊厳と権利を主張してまいりたいと存じます」

「では、ご結婚後の新生活について、主婦としてのご抱負をお聞かせいただけますでしょうか」

「持参金は、老後の資金として投資に回し、住宅と車のローンは、私が働いて補助したいと考えております。ただ、働くと言っても、実家の体面もございますし、お金さえ稼げればよいと言うことではなく、雅子おねえさまではございませんが、私のこれまでのキャリアを活かせる職であればありがたいと思います」

「なるほど。そこで若草鹿之助商店からのご提案でございます。若草鹿之助商店観光事業部では、殿下を、取締役上席ツアーコンダクターとしてお迎えできればと思っております。私どもは、これまでもユニークなツアーを企画してまいりましたが、本年度の目玉として、『さーやと行くバードウオッチング:二泊三日愛鳥と短歌の旅』を計画しております」