若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

婚約発表

黒田さんと紀宮さんの婚約が正式に発表の運びとなった。

中越地震高松宮妃死去により二度も延期となり、今回も津波による被害に配慮して延期かと心配していたが、津波を乗り越えての発表となった。

いつものことだが、あまりに皇室をありがたがり特別視するようなマスコミの態度は賛成できない。
幼児を呼ぶのに「愛子様」はないだろう。
皇族に対して大変な敬語を使う人の多くは、皇室を尊重しているというより、自分にも敬語を使って欲しいだけだ。
前に書いた原健三郎さんは、当選するためには土下座もした。そのかわり、陳情に来る農民に対しても土下座を要求したはずだ。
ふつうでよろしい。

今回の記者会見の報道でも、見過ごせない部分があった。

テレビで見ていると、黒田さんの「私と結婚してくださいませんか」というプロポーズに対して、紀宮さんは、ハッキリと、「その場でOKする旨お答えしました」と答えていた。

ところが、テレビのニュースでも今朝の新聞でも、「その場でお受けする旨お答えしました」となっているではないか。
とんでもない改ざんだ。
皇室に関することは、何でも小難しくありがたそうにしてしまう非常に憂うべき風潮がここにも現れている。

若草鹿之助商店皇室事業部の調査では、このとき、紀宮さんは、右手の人差し指と親指でマルを作って、ウインクしながら、「OKよ!」と答えたようとしたのだ。
そんなお茶目な面もあることを国民の皆様に知ってもらいたい。

もっとも、この計画はうまく行かなかった。
なにしろ、天皇家二千年の歴史の中で、人差し指と親指でマルを作ったり、ウインクしたりした人は一人もいないのだ。
遺伝子的に無理があった。

紀宮さんは、一生懸命練習して、リハーサルではうまくいったのだが、本番ではこけてしまった。
畏れ多い事ながら、私のギターといっしょだ。

黒田さんの言葉を受けて、指で丸を作るつもりが、指でキツネの形を作ってしまい、ウインクするつもりが両目をきゅっとつぶって、「OKヨ!」と言ったので、驚いた黒田さんが椅子から滑り落ちるという微笑ましい出来事があったのだ。

こういうことを報道管制で知らせないのが宮内庁とマスコミ各社の体質である。

「プロポーズはお茶の時で」と黒田さんが言ったので、裏千家表千家かなどと言われているが、ウーロン茶を飲んでいたのである。