新聞の本の広告。
「孤独の群島:アソーレス」
説明を読むと、マッコウクジラが見られる事などで有名な、大西洋上に浮かぶポルトガルの「アゾレス群島」についての本だ。
ずっと、「アゾレス群島」だと思っていたが、「アソーレス」が正しいようだ。
あ、そーれすか。
私を狙い撃ちしたような本である。
「巨匠に学ぶ絵画の見方」という本を読んでいる。
いろんな絵が出ているので楽しい。
いろんな絵についていろんな巨匠がいろんなことを言っているが,特に「目からウロコ」という話が出ているわけではない。
一つ勉強になったのは,「ゴッホ」はドイツ読みで、オランダでは「ホッホ」と言うそうだ。
ほっほー、と感心してしまう自分の律儀さに感心する。
訃報。
「鈴木たけし」という東京外国語大学の名誉教授が亡くなっている。
「たけし」はむつかしい字だ。
「文」と「武」の組み合わさった字だ。
「ウルドゥー文学研究の第一人者」である。
「万葉集」の「ウルドゥー語訳」に尽力した功績などで、パキスタン政府から勲章をもらっておられる。
「万葉集のウルドゥー語訳」
目のくらむような話だ。
なんだかわけがわからんが、すばらしいことである、と思う。
すごい!えらい!
「万葉集のウルドゥー語訳」に、政治がからんだり、カネや学界の勢力争いがからんだりということはないであろう。
しかし、パキスタンの大統領は、英語をしゃべってたな。
ウルドゥー語とはどういう言葉か、と考えてたら、「ウシュクダラ」という歌を思い出した。
なんとなく、妖しげな響きが似ているではないか。
私が子供の頃はやった、アーサー・キットの歌だ。
歌詞を覚えている。
日本語では
「ウシュクダラはるばる訪ねてみたら
世にも不思議なうわさの通り
街を歩いて驚いた
これでは男がかわいそう」
アーサー・キットの「トルコ語」(?)も覚えている。
「ウシュクダラギデリケンオードダビリアンムール
ウシュクダラギデリケンオードダビリアンムール
キャチベンメンサタリシウズエテイチャム
キャチベンメンベンキャーチメンエテイチャム」
正しいかどうかは知りません。
50年前の話だ。
なぜ「トルコ語」(?)の歌詞を覚えているのか私の脳に聞く気もしない。