若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

チーズ市

テレビで、「世界食材紀行」という番組を見た。

オランダのチーズを取り上げていた。
ぼんやりと知っている程度だ。

オランダには58種類のチーズがあるそうだ。
種類といっても、中にいろんなものが入っているということだろう。

出てくるチーズが皆大きい。
子供の頃見たディズニーの漫画映画などで、必ずネズミがチーズを食べる。
このチーズが巨大で穴だらけなのが不思議であった。
四角い小さなチーズしか知らなかった。
その頃から私のチーズ知識はあまり進歩していない。

オランダ人は年間一人平均15キロのチーズを食べるそうだ。
すごいのかどうかよくわからない。

チーズを使ったいろんな家庭料理を紹介していた。
おばあさんが説明する。

「このチーズは非常にかたい。歯が良くないとかめません。
 カマンベールチーズは柔らかいのであんまりかまんべ〜る」

オランダの人はしゃれがヘタだ。

オランダ観光の名物としてチーズ市が有名らしい。
知らなかった。
何ヶ所かでやっているらしいが、きのうはアルクマール市のチーズ市を紹介していた。
オランダのチーズ市の中でも最大規模で、大変な人出だ。

この町では14世紀頃からチーズ取引が盛んで、最盛期にはなんと一日300トンのチーズが取引されたと言う。
300トン!
誰が食うんじゃ。

現在は週一度、主に観光イベントとして行われているが、それでも一日30トンというのだからすごい量だ。
日本からの観光客も多く、日本語でも説明しているそうだ。

近くのレストランのシェフがチーズ市を見て回っていた。
新しい料理の材料になるようなチーズがないか探しに来ているのだ。
アナウンサーがインタビューしていた。

「この町にはたくさんのチーズ農家があって種類もいろいろだと、これはと言うチーズを見つけるのは大変ですね」
「見つかるまでアルクマールの町を歩きま〜る」

オランダの人はほんとにしゃれがヘタだ。