「曽我ひとみさん」は、ずっと「曽我ひとみさん」と呼ばれている。
法律的にはどうなっているのか知らんが、「ジェンキンス夫人」「ジェンキンスさんの奥さん」でいいように思う。
北朝鮮は夫婦別姓なのか。
それなら曽我さんは「曽我さん」と呼ばれても違和感はないかもしれない。
ジェンキンス夫妻のジャカルタでの再会熱烈抱擁接吻映像には驚いた。
私は、夫人が夫に向かって深々とお辞儀をして、万感の思いを胸に秘め、黙って見交わす顔と顔、というような場面を想像をしていたのであったが、見事にぶっ飛ばされた。
熱烈抱擁接吻再会は私の趣味ではない。
しかし、私の趣味なんかどーでもよろしい。
やったネッ!やってくれましたネッ!という感じだ。
ざまーみろ!という感じだ。
誰にって、もちろん周囲の「わかったような顔をしたわからずや」に対してだ。
とくに偉大な総書記、ざまーみろだ。
ひとみ曽我ジェンキンスさんは、偉大な総書記に見せ付けるつもりだったのかもしれない。
総書記はあの映像を見てボーゼンとしていたそうだ。
それはそうだろう。
自分はあんなことしてもらったことがないのだから。
テレビを見ながら、髪の毛をかきむしったので、あの自慢の天パーがストレートヘアになってしまって焦っていたそうだ。
偉大な総書記は熱烈抱擁はたえず経験している。
ただし、相手はおっさんかじいさんばっかりだ。
総書記がいやというほど経験しているのは、外国から重要な客が来たとき、あるいは自分が外国へ行ったとき、いつも繰り返される、「遊女は客にほれたと言い、客は遊女にまた来ると言う」的熱烈抱擁だ。
あの映像を見て、ボーゼンとなり、ブゼンとしたのは当然だ。
かなりの打撃であったと思う。
さて、今後の日程だが、ジェンキンスさん一家が日本に来て、8月15日夜、佐渡島で政府主催の歓迎佐渡おけさ大会が開かれることが決まっている。
小泉首相が自慢ののどで佐渡おけさを歌うそうだ。
国会議員の大半が参加を表明しているが、参議院選挙で落選した鈴木宗雄氏が、「そーらん節」で乱入するのではないかと言ううわさもある。