若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

CDはできたけれど

新曲「むかしむかしのロックンロール!」のCDが完成したというか、投げ出したというか、とにかく終わり!
もう終わりだ。
これ以上さわりたくない。

「自宅で簡単にCDを作れる機械がある」と聞いて、購入以来約二年。
おすすめしません。
金を払って、プロに作ってもらう方がずっとよろしい。

ややこしい機械の基本的な使い方がやっと分かった。
「基本的な使い方」がわかると、「基本的」以上のことがしたくなるものである。
で、基本的以上のことに手を出すと、何がなんだか分からなくなる。

この辺が限界だ。

あとはほめてもらうだけだ。
ほめる気のある人にプレゼントしますので、CDご希望のほめる気十分の方は、メールで送り先知らせてください。
住所氏名だけで結構です。
女性の方、スリーサイズなど書かないでください。
書いた人失格。

鹿せんべいツイスト」のCDもいろんな人に押し付けた。
殊勝にほめてくれる人もいるし、素直にけなす人もいる。

高校時代の友人A君は、聞いてすぐはがきをくれた。
「つまらん。1番だけ聞いた」
昔から思ったことをはっきり言う正直な男だ。

もっと楽しいのは、聞かない人がいることだ。
これも高校時代の友人で二ヶ月に一度ほどいっしょに飲むB君。
前に飲んだとき手渡したのに、次に飲むときまだ聞いていなかったのだ。

聞いたのか聞いていないのか分からん人もいる。

仕入先の商社の営業マンCさんは、30年来の付き合いである。
実に堅い人だ。
初対面のときと態度が変わらない。
仕事のことで何か依頼すると、「このように手配しました」「現在こうなっています」など、実にこまめに連絡をくれる。

無趣味で、休みの日は寝ているだけですという人だ。
仕事関係の人にも「鹿せんべいツイスト」は押し付けたが、この人には遠慮していた。
面白がるはずがない。

しかし、この人がどんな反応を見せるか、興味がわいた。
で、CDを渡した。
案の定、「おいくらでございますか。いえいえ、それでは・・いや、そうですか・・・恐縮です。早速聞かせていただきます」

それっきりだ。
その後まったく全然ちっともCDの話が出ない。
このそつのないCさんにして、こういうことがあるのかとうれしくなってしまうではないか。