CDプレゼントに予想を超える応募をいただきうれしい悲鳴を上げている。
女性の方はスリーサイズを書かないようお願いしたが、二名の方が書いてこられた。本来なら失格であるが、叶姉妹なみの立派な数字に免じて送ることにした。
応募者の中でも特に拝むようにして聞きたいといってきた人に先に送ったので、賞賛のメールが殺到している。
ややや様からは、音楽的な面のおほめの言葉を頂いた。
中でも「ギターの音がいいですね」というのがうれしかった。
ギターをほめれば私が喜ぶとはわかっているが、「うまい」とは書けないので苦し紛れにこういう表現になったのだろう。
心ニクイ。
冷静な第三者が読めば、ほめているのかけなしているのか分からんと思うだろうが、私は冷静な第三者ではないので、喜んでしまった。
落王さんからも「ほめ殺し」に近いメールを頂いた。
落王さんは古代史ファンで、大河小説「壬申の乱」を執筆中だが、私の音楽的才能を見込んで、自作をもとにした「オペラ壬申の乱」の製作を依頼された。
身に余る光栄で、早速30分ほどで完成した。
CDにして3枚組、2時間半の超大作だ。
主役の大海人皇子役は、歌唱力、ルックスから考えて私が演じることになろう。
原作にはない役だが、謎の貴公子「イケメンの皇子」も私の二役早替わりで演じたい。
原作者の落王さんにはねずみの役を演じてもらう。
壬申の乱に際して私の足元で、「君に忠!」と言ったかと思うと、だれかれなしに女性に飛びついて、「キミにチュウ!」といっては張り倒される愉快な役だ。
フィナーレは、大海人皇子の凱旋だ。
舞台背景は若草山、金色の大仏の手のひらにイケメンの皇子が立っている。
舞台中央で、大海人皇子の勝利を祝って駆けつけた、クレオパトラ、楊貴妃、小野小町の世界三大美女が、「勇者は還りぬ」を合唱。
皇子が美しく飾りたてた象に乗って現れる。
三大美女「♪まあすばらしー象だこと。鼻の動かし方、歩き方、なんて優雅な象でしょう」
皇子「♪これがほんとのエレガントなエレファント〜〜」
三美「♪えーかげんにしなさ〜い」
皇子「♪ほんとにね〜〜」
(幕)