若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

営業報告

名著、じゃなかった、拙著『今日はラッキー!』の出版元、ブイツーソリューションから報告書が届いた。

発売以来半年間の販売部数報告である。

13部。

買ってくれた人8人は確認できるのであるが、あとの5名がナゾだ。
この奇特な方はどなたであろうか。

読んでくれそうな人には、もれなく配ったつもりである。
読む気のない人にまで配って迷惑がられた。

私と付き合いのない人が、インターネットで読んでくれていて、買ってくれたのかもしれない。
あるいは、たまたま本のことを知って、なんだかわからんが買う気になってしまった「ゲテモノ買い」の人かもしれない。

出版元には、販売用ということで100冊預けてある。
87冊残っているわけだ。
今後売れることはないだろう。
どうする?

次女は、駅に置いて、「御自由にお持ち帰りください」と書いておけという。
名案かもしれないが、駅に置かせてくれるかどうかが問題だ。

自費出版した本が手元に残って困った人の話を読んだことがある。
ある人が、「自分史」を出版したところ、新聞の地方版に取り上げられた。
それを読んで、たくさんの人が「ほしい」と言ってきた。
近所の本屋さんも、置かせてくれと言ってきて、作った500冊はあっという間に売れてしまった。

喜んでもう500冊作ったところ、まったく反応がなく、困っていますとのことであった。

調子に乗るとこういうことになる。
万一、今残っている87冊が売れてしまっても、増刷しないでおこう。