若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

一億年前の蜂

朝日新聞の記事。

オレゴン州立大学のチームが、ミャンマーで蜂が入った琥珀を見つけた。
一億年前の蜂が、花粉といっしょに琥珀に封じ込められていたそうだ。

こういう方面の知識はないので調べてみた。
琥珀は、松ヤニなどの樹脂が化石になったもので、植物に集まる虫が封じ込められていることがある。

写真を見ると、なかなか美しい。
しかし、「一億年前」と言われても、そうですかと思うだけだ。
私には、「一億年前」に驚くだけの実力がない。
「一億円」なら驚く。
お恥ずかしい。

お恥ずかしいついでに値段を調べてみた。
琥珀のアクセサリーは、それほど高くない。
何千円から何万円だ。

意外にも、「虫入り琥珀アクセサリー」も売られていて、似たような値段だ。
一億年前のものは高いのだろうか。

琥珀の産地は世界中にある。
日本でも取れるようだ。
オレゴン州立大学が今回手に入れた琥珀ミャンマー産である。
ミャンマー琥珀について若草鹿之助商店琥珀事業部で調べてもらった。

ミャンマー北部の山岳地帯に琥珀の産地があり、昔からミン族という少数民族琥珀を採掘している。
ミャンマーでは、古来琥珀はお守りとして需要がある。

ミン族は、一年の恵みに感謝して、毎年大晦日琥珀の神様に歌を奉納する。
人々が赤組と白組に分かれて歌を競い、勝ったほうがその年最後の日に取れた琥珀をもらう。

これがホントの、「こはく歌合戦」ですネッ!