若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

遺作

今日は美術予備校。

社会人クラスの男性Aさんは、「私はトシは言わないことにしてます」とのことで年齢不詳。

先日の台風の時話をしてたら、「キティ台風はこわかったですなあ」と言ったので私より少なくとも二つか三つ年上だと思います。

年相応にあちこち具合が悪いようで、前立腺がどうの膵臓がどうのと心配顔の時がありました。

膵臓がんの恐れがあると言われたときはさすがに落ち込んで、制作中の風景画を指して「これが遺作になるかもしれません」と力なく語ってました。

遺作にならずによかったです。

 

そのAさん、今描いてる風景画は5か月ほどかかってます。

ご本人はひと月ほど前から完成気分なんですが先生のOKが出なかった。

「まだお許しが出ません」とがっくり来てた。

 

今日やっと先生のOKが出たんですが、喜ぶと思ったAさんは浮かぬ表情です。

タイミングが悪いと言うんです。

Aさんは来週の水曜、心臓の手術をするんです。

今日が手術前最後の授業で、手術後はしばらく休むんです。

よりによって今日完成とは、これが遺作になるんじゃないかと言うんです。

気にし過ぎと思うんですが、まあ気になるかな。

 

 

 

ホモサピエンスワンパターン

6人の孫を見てると、一人ずつちがうとも言えるし似たようなものとも言えます。

四つん這いで這った子もいるしお尻だけ上げて這った子もいるけど今は同じように歩いてる。

ホモサピエンスワンパターンです。

 

幼稚園年長しょうちゃんと3歳児み~ちゃん兄妹が来ました。

ゆうちゃんあきら君兄弟が来るより静かと言えば静かだし騒がしいと言えば騒がしい。

ゆうちゃんあきら君兄弟より平和と言えば平和だけど平和憲法とか永世中立とか言う感じでもない。

 

6人ともすぐ二階に上がる。

猫のぬいぐるみが好き。

二部屋一瞬で積木トミカプラレールシルバニア人形などでぐちゃぐちゃになる。

誰が来ても似たようなもんです。

 

ゆうちゃんあきら君兄弟は嵐のように来て嵐のように去っていく。

はなちゃんことちゃん姉妹はそよ風のようにやってきてそよ風のように去っていく。

しょうちゃんみ~ちゃん兄妹は、まあ警報や注意報が出るほどじゃない。

 

帰るとき、み~ちゃんに靴下をはかせてやろうと「おいで」と呼んだら「いや~!」とかわいくも憎たらしく拒否。

それを見たしょうちゃんが「ぼく、いいよ」と妹にお利巧ちゃんぶりを見せつけて私のひざにすわりました。

しょうちゃんが立つとあわててみ~ちゃんが来て私のひざにすわりました。

お利巧ちゃんぶりを見せつけたり見せつけられたら負けじと真似をする。

ホモサピエンスワンパターンです。

 

 

 

「お忍び」part2

「お忍びpart1」は2004年3月9日。

朝日新聞の記事「大相撲の高見盛関がお忍びで東大寺を訪問」について書いてます。

「お相撲さんがお忍びで東大寺訪問なんかできるのか」と疑問を呈してます。

 

今ネットを見てたら朝日新聞デジタル版の記事で、天皇即位を祝う国民祝典を「長女愛子様がお忍びで訪れた」と書いてありました。

高見盛関と「お忍び」は似合わないけど、「長女愛子様のお忍び」はすごいと思います。

これ以上の「お忍び」はない。

最高のお忍びです。

でも、ちょっと待て。

なんで忍ばなきゃならん?

「お忍び」って「かくれてこっそり」という感じだと思うんですがべつに遠慮することないでしょう。

いや、朝日新聞が「お忍び」って書いてるだけか。

朝日新聞が「お忍び」が好きなのか。

う~ん、「愛子様お忍び」はいい感じのような気もするしヘンな気もします。

 

 

悪性リンパ腫、脊柱管狭窄症、肺がん、脾臓全摘出

今日の日記はえげつないタイトルです。

高校美術部の後輩でかつての飲み友達A君と会いました。

今日のタイトルの主人公です。

20年ほど前、ふたりで飲んでたら「悪性リンパ腫」を告白された。

ギクッとしました。

娘が結婚するまでは生きたいと思ったそうです。

しばらくは私もびくびくだったんですが、忘れたころに彼が杖をついて待ち合わせ場所に現れた時もギクッとしました。

「脊柱管狭窄症」だと言いました。

杖をついてたのは半年ほどでした。

何年か前、「肺がん」を告白されました。

 

その後、抗がん剤で消えたと言いました。

一年前、再発したんですが、抗がん剤を使えないと言ってました。

その後、抗がん剤を使えるようにするために脾臓を摘出したそうです。

今日の話では、前の抗がん剤が効かなくなってて、新しい抗がん剤治療を始めたところだそうです。

さて、飲ん兵衛でヘビースモーカーのA君ですが、この間、悪性リンパ腫にもめげず脊柱管狭窄症にもくじけず肺がんにも負けず脾臓全摘にも気落ちすることなく、一度も酒もたばこもやめたことがない。

今日もたばこぷかぷかすぱすぱです。

今日も昼からビールです。

肺がんの治療中にたばこぷかぷかすぱすぱビールぐいぐい。

悪性リンパ腫も脊柱管狭窄症も肺がんも脾臓全摘出もどうということはない。

彼の辞書に「禁酒」も「禁煙」もない。

自暴自棄ヤケクソというのではないんです。

淡々と飲んで吸ってます。

同じ抗がん剤治療で苦しんでる人もいるそうですが、彼はなんともないそうです。

彼の話を聞いて元気が出てもおかしくないと思うんですが、出ません。

うらやましいような気がしないでもないけど、見習いたいとか手本にしたいとかあやかりたいとか思わない。

悪い話ではないように思うけどいい話でもない。

取扱いに困る話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体年齢

「体年齢」という言葉は、「オムロン体重体組成計」 を使うようになって知りました。

「若い」と言われると、まあうれしいかな。

「老けてる」と言われるよりはいい。

何年か前、眼科で「眼底血管が若い」と言われたときはなんかわけわからんけどうれしかった。

眼底血管なんか見たこともないし感じたこともないから「若い」と言われたら、「そうなのか!」と思ってしまう。

言われた瞬間周囲がすっきり見えるような気がしました。

「体年齢が若い」と言われてもそれほどうれしくない。

自分の体のことはよくわかってるから、うまいこと言われてもいい気にならない。

で、「オムロン体重体組成計」で「体年齢40歳」と出た時も「なんかおかしい」と思った。

1週間後に計ったら「39歳」と出た。

きのう計ったら「38歳」と出た。

1週間ごとに1歳若返ってる。

これはおかしい。

絶対におかしい。

オムロンがなんと言おうと誰が何と言おうとおかしい。

私のハダカを見て「38歳!」という人はないと思います。

いや、ハダカじゃないのか。

まあ、とにかくおかしい。

 

 

 

 

 

本を読む

朝日新聞朝刊のコラムに哲学者の鷲田清一さんが読書について書いてます。

「優れた本は読むたびに違う顔つきをする。読むほうの関心も移りゆくから。頁が赤線だらけになって、同じ本を3冊買ったことが私にはある。」

私も若いころ本に線を引いたことがあります。

あとで読み返して、「なんでこんなしょーもないとこに線を引いたんだろうか?」と我ながら不思議になったことが何度かあって、それから線をひくのをやめました。

鷲田さんは、「しょーもないとこに引いちゃった」とは思わず「読むほうの関心も移りゆく」と居直って赤線を引きまくった。

赤線を引きまくって何が何だか分からなくなって2冊目を買って性懲りもなく引きまくってまた何が何だか分からなくなって3冊目を買った。

さすが哲学者、というか、私のほうがかしこいと思うんですが・・・。

 

ちゃんとした服

美術予備校模写進行中。

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まだまだ先があると思うと気楽に描けます。

50代女性Aさんは、ヨーロッパスケッチ旅行に行ってきました。

今日から、イタリアのどこだったかの「サンタマリアなんとか教会」を描くようです。

写真をもとに描くつもりだったんですが「サンタマリアなんとか教会」の屋根がちゃんと写ってなかった。

Aさんが困ってたら、先生が「そういう時はグーグルストリートビューですね」とパッパと「サンタマリアなんとか教会」を見つけて屋根を確認。

便利なもんです。

 

帰ったら家内の報告。

ゆうちゃん、あきら君のパパのおばさんが亡くなって二人ともお通夜に行く。

ママがあきら君に「幼稚園の制服で行こうか」と言ったら、「もうちょっとちゃんとした服があるやろ!」と言ったそうです。

うるさい子やね。