若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

フランソワ・トリュフォー『終電車』

録画したのを見ました。

この監督の作品では、『アメリカの夜』と『思春期』を見てます。

昔見たので中身はまったくおぼえてません。

悪い印象はないです。

それなのに、この映画を見るにあたって、小難しいおもしろくない映画を作る人じゃないかという警戒心を持ってしまった。

なぜそんな警戒心を持ったのか。

たぶん、「ヌーベルバーグを代表する監督の一人」と紹介してあったからだと思います。

「ヌーベルバーグ」って「新しい波」だったか、それくらいしか知らんのに。

で、見始めたんですが、ふつうの映画のようであった。

しかし、先入観を持ってしまってるので、どこかでおもしろくなくなるはずだ、どこかでややこしい話になるはずだと思いながら見ることになってしまった。

こんなヘンな見方をしたのは初めてです。

で、まだややこしくならないなあ、まだおもしろくなくならないなあと思いながら見続けて、結局最後までおもしろくなくならなかった。

早い話が、「おもしろい映画だった」と言えばすむんです。

ところがあまりに警戒しながら見てたので、感想は、「最後までおもしろくなくならなかった映画です」ということになってしまう。

困ったもんです。

「カネ返せ!」と言いたいけど、言えない。

ホントに先入観はよくない。

ナチス占領下のフランスで、劇場を守りぬこうとする舞台人たちの同志愛と、カトリーヌ・ドヌーブをめぐる三角関係が絡み合った物語だと思いました。

三角関係の方はわかりにくかったですが、よくできた映画だと思いました。

 

 

ずり落ち

今日は乗馬クラブ。

今日も「ずり落ち」を目撃しました。

中高年乗馬で派手な落馬は少ないです。

今日は中年女性でした。

私のクラスじゃなく、別の馬場で乗ってる女性の後姿ををぼんやり見てたんです。

馬は、ゆっくりしたペースで走ってました。

女性が何かの拍子でちょっと右に傾いた。

一瞬ちょっと傾いたという感じなんですが、これは落ちるなと思いました。

ちょっと傾いたのを動いてる馬の上で立て直すのはけっこう難しいんですね。

ゆっくりでも動いてると難しいみたいです。

今日の女性も、ちょっと傾いたと思うと、馬のぽくぽくぽくという動きに合わせて、ずるずるずるとずり落ちました。

見ている人はもちろん、本人も驚かなかったと思います。

あれ?なんか変なことになっちゃったなあ、さっきまで馬に乗ってたのに土の上とはこれ如何に?という感じではないでしょうか。

あとそう長くは乗れないと思いますが、できれば経験せずに終えたいもんです。

 

 

 

 

雑草

雑草の季節に突入しましたが、「雑草オブザイヤー」決定です。

我が家の芝生の雑草は毎年主役が交代します。

今年はどんな雑草がはびこるのかと楽しみにすることはないですが、はびこる。

「今年はこいつか!」というのがあります。

で、今年の主役は、情けない雑草です。

あちらにひょろひょろこちらにひょろひょろ生えてます。

「雑草!」というふてぶてしさに欠けます。

たくましさに欠けるし憎々しさにも欠ける。

ただ、そのひょろひょろぶりが目立つんです。

目立つというか、目にさわる。

なんちゅうか、貧乏くさいんです。

あっちにひょろひょろこっちにひょろひょろで、わが芝庭が一気に貧乏くさくなる。

芝を打ち負かす勢いは全然ないです。

わが芝庭の脅威ではない。

すぐ抜けるんです。

目立つし抜きやすい。

しかし、あると一気に貧乏くさい。

抜いても抜いても生えてくる。

まあ付き合いやすい雑草ってないもんですね。

模写

ヤン・ファン・アイク『受胎告知』のマリア像模写が完成に近づいたというか煮詰まってきたというか行き詰ってきたというか、まあそんな感じです。

どこまでやればいいのか、どこまでやれるのかは自分ではわからないので、先生の指示待ちです。

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この作品のポスターを見て描いてるんですが、厳密には模写と言わないでしょうね。

本物を見て描くのが模写で、写真を見て描くのは、う~ん、偽模写?

写真では色はわかりません。写真と本物と色がちがうという経験は何度もしてます。

写真では絵の具の艶もわかりません。油絵の具の艶が好きなんですが、現物を見ないとわからない。

しかし、大判のポスターがあるのはありがたいです。

これまで『オールポスターズ』というアメリカの会社のポスターを買ってお手本にしてたんですが、なんたることか日本への販売をやめたんです。

私にとって近来まれなショックである。

この会社は、ありとあらゆる油絵のポスターを取り揃えてました。

『受胎告知』で検索すると無茶苦茶に出てくる。その中から私に描けそうなのを選ぶ。

この会社がある限り模写はだいじょうぶと思ってました。

次の作品を探そうと思ってホームページを見たら閉鎖されてたんです。

倒産じゃなくてほかの会社に買収されて営業方針が変わったようです。

実は、次はいよいよレオナルドダヴィンチに挑戦と思ってたんです。(^^)/

模写はこの辺でやめとけと言われたような、がっかりするようなほっとするような複雑な気持ちである。

 

 

 

 

西部劇映画『ホンドー』

テレビで見ました。

『ホンドー』というのは、主人公の名前です。

昭和二十年代の西部劇でジョン・ウエイン主演で当時話題の「立体映画」ということで、かなりひどい映画じゃないかと期待して見たんですが、ふつうでした。

大平原にポツンと家が一軒だけあって、母親と男の子が暮らしてるところへジョン・ウエインが現われて、母親とジョン・ウエインはすぐに心をひかれあう。

この女性の夫は、どういうわけかわからんが家を出たまま長いこと帰らない。

さてこの二人の行く末は、というのがひとつの流れ。

そしてこの地域に住むアパッチ族と騎兵隊との戦いの行く末は、というのがもうひとつ流れ。

この二つが絡み合うよな絡み合わないような、典型的西部劇ですが、まあマシだと思いました。

男と女の行く末は気をもませる割にあっさり片付く。

ジョン・ウエインが夫を誤って撃ち殺してしまうんですが、この夫は奥さんに言わせると「臆病で自分勝手な最低の男」なんで、まあ、よかったよかったという感じなんです。

ジョン・ウエインと未亡人と男の子は、カリフォルニアの牧場で幸せに暮らすのだと思います。

アパッチ族と騎兵隊の戦いの方はちょっとひねってあります。

白人がアパッチ族との約束を破ったことが戦いの原因なんです。

激しい戦いの末アパッチ族は敗れるんですが、締めのセリフは「一つの生き方がなくなる。これはしかたのないことだ」というもので、ここでしみじみしてもいいかなという感じです。

疑問に思ったのは、なぜこれが「立体映画」かということです。

一か所、槍だったか、客席に向かって飛んでくる場面がありましたが、とくに「立体映画」にする理由があるとは思いませんでした。

長い映画じゃないのに、途中で「休憩」があるのも不思議でした。

「立体映画」は目が疲れるからですかね。

もう一つ疑問に思ったのは「字幕」です。

「インディアン」というセリフが字幕ではすべて「先住民族」になってるんです。

たとえば、アパッチ族が来たのを見た男の子が、「インディアンだ!」と叫ぶんですが、字幕では「先住民族が来た!」になってる。

「インディアン」は差別的表現ということになるのかもしれませんが、いくらなんでも「先住民族が来た!」はヘンだと思いました。

 

 

間欠泉

「間欠泉」というのは、「時々吹き上がる温泉」です。

『The USA』という本を読みました。

オックスフォード大学から出てる本で、非英語人のための「英語学習本」だと思います。

英語の本を読んでますが、ときどきというかしばしばわけわからんので、子供向けの本を読みます。

先日読んだアメリカの小学生向けの「インディアン保留地」について書かれた本は辞書もひかずすらすらと気分良く読めました。

今回読んだ『The USA』は、1000語で書いてあるそうで、日本なら中学生か高校生向けだと思います。

アメリカの歴史や、自然、文化などについて書いてあります。

これも辞書もひかずすらすら読めたんですが、一つだけ辞書のお世話になった単語があります。

「geyser」=「間欠泉」です。

イエローストーン国立公園の紹介の中に出てきました。

なぜこんな単語を使ってあるのか非常に疑問に思いました。

この本のおしまいには、この本に出てくる単語の説明もついてるんです。

たとえば、「artist:絵を描く人」とか「pumpkin:厚くてオレンジ色の皮の大きくて丸い野菜」とか、英語でやさしく説明してある。

そこにも「geyser」は出てないんです。

「geyser」というのは、基本1000語に含まれる、何の説明もいらない単語なんでしょうか。

ロンドンでは町中至る所で間欠泉が噴きだしてるというのなら、それもありかもしれません。

あるいは、この本の著者アリソン・バクスターさんのふるさとは間欠泉の名所で、産湯じゃなかった洗礼も間欠泉で「耳タコgeyser」なのかもしれない。

そうではなく、単なる不注意の可能性が高いと思います。

辞書に頼らず気持ちよく読めたはずなのに、間欠泉に引っかかるとは。

 

 

ツバメの巣

先日見たツバメの巣がどうなってるか楽しみというか心配というか、ドキドキしました。

橿原神宮前駅バス停前待合所のタイルの壁のツバメの巣の製作は進んでました。

先日見た時は握りこぶしくらいの大きさでしたが、今日は長さが倍ほどになってました。

ツバメ一羽なら横になって寝そべることができそうで。

ツバメが横になって寝そべるかどうかは知りませんが。

二羽のツバメがせっせと巣作りに励んでました。

しかし、長さは伸びてるんですが、奥行きが非常に浅い。

ここで子育てできるのか心配です。

それにしても、垂直タイル壁によくもここまで作ったと感心しました。

巣は真っ黒けですが、材料は何ですかね。

ネットで見ると、唾液で泥なんかをくっつけるそうです。

是非ひなを見たいものです。