こちらでは、「専門チャンネル」というのがあります。
去年来た時は「宗教チャンネル」を見ました。
一日中、いろんな牧師さんが説教し続けてました。
今回は、「料理チャンネル」を見ました。
いろんな人が次々に出て料理を作る。
日本の料理番組とはだいぶちがいます。
まず「助手」がいない。
一人でしゃべりまくる。
男2人組とか、黒人の夫婦という組み合わせもありましたが、どっちが助手というのではなかったです。
エプロンをしない。
大さじとか小さじとか、計量器を使わない。
レシピが出ない。
料理番組というより、「トークショウ」という感じなんでしょうか。
鍋とか皿とかがでかいし、材料が大量である。
酢、ワイン、オリーブオイル、バター、何でもかんでも大量に使う。
ドバドバ入れる。
一番慎重に入れてたのは「キッコーマンショウユ」でしたが、それでも容器のふたの穴から出すんじゃなくて、ふたを開けてじゃーっと入れてました。
次々と料理人も料理も変わるんですが、全員「ブラウンシュガー」と「はちみつ」を使ってました。
たとえばハムサンドを。
ブラウンシュガーとはちみつと酢といろんな香辛料を混ぜてドレッシングを作る。
日本では見たことないような大判の四角いパンを二枚用意して、ドレッシングをべたべた塗る。
大きなチーズを敷き詰める。
大量の野菜を乗せる。
最後に、これまた日本では見たことないような大判のハンカチみたいなハムを乗せる。
一枚二枚三枚四枚五枚六枚七枚くらいかな。
ボリュームたっぷり、てなもんじゃないですよ。
次に黒人夫婦二人。
色々作った後で、ダンナが巨大豚肉のかたまりを取りだして大きな深い皿に乗せた。
日本でこれほどのかたまりというと、スイカくらいでしょう。
奥さんが、ブラウンシュガーとはちみつと酢と香辛料を混ぜてどろどろの物を作るって、豚肉のかたまりにかける。
ダンナがそれを両手で豚肉にこすりつける。
そして紙パッケージ入りの桃シロップを皿にドバドバっと入れる。
そしてリンゴを四個か五個、八つ切りくらいにして桃シロップにつかった豚肉の周りにならべる。
それをオーブンに入れましたが、どんなモノができあがるんでしょうか。
花ちゃんと散歩に出かけたので見ることができませんでした。
お味はともかく、太ることはまちがいないものばかりでした。