朝日新聞奈良版。
東大寺法華堂の秘仏、執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう)の模刻二点が東大寺に寄贈された。
東京芸大大学院の技術職員重松優志さんらが製作したもので、一体は作られた当時の彩色を再現、一体は現在のものを再現。
4月30日に報道陣に公開され、作者の重松さんのほか東大寺別当狭川普文さんらが出席した。
狭川別当はあいさつで「寄贈していただいた二体をかなりの責任と覚悟を持って後世に伝えていく責務がある」と述べた。
朝日新聞に問いたいのは、この時の写真です。
仏像が二体あって、彩色像の横に作者の重松さん、その隣に狭川別当、そしてその隣にノースリーブのワンピース姿の女性が写ってる。
この女性、誰ですか。
重松さんの奥さんですか、東大寺の檀家総代ですか。
三人写ってて一人だけ説明なしはどうかと思います。
狭川別当にも聞きたい。
「かなりの責任と覚悟」とは?
ホンモノの執金剛神立像は「責任と覚悟」を持って後世に伝えるけど、模刻は「かなりの責任と覚悟」と言うことでしょうね。
ホンモノと模刻を同じ扱いしろとは言いませんが、はっきり言わんでもいいやん。