若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

6年生を送る会

近所の小学校の「6年生を送る会」に出席しました。

地域代表の学校評議員として招待されたんです。

校長先生から聞いていた話では、午前9時から校長室で評議委員会、9時半から体育館で「送る会」ということでした。

ところが、校長室で先生が、「6年生を送る会」と別の時期に行っていた「感謝の会」と「音楽会」を今年は今日一度にやることになったというんです。

う~ん、寒い体育館で1時間と思っていたけど、それではすみそうもないと覚悟しました。

結局、寒い体育館で12時過ぎまで、みっちりすわってました。

寒かったけど、よかった!

子供の合唱に泣かされるとは意外でした。

ほかの地域代表の皆さんも、「泣きました」とのことでした。

子供たちが声を合わせて歌ったり、合奏したり、語ったりするのは、なんかぐっときますね。

6年生になると、「ほぼ大人」という感じでした。

合唱と合奏、それぞれ女の子が指揮したんですが、こういうのに選ばれる子は、なんちゅうかもう、「一人前!」「恐れ入りました!」という感じですね。

「お世話になった地域の方々へ花束贈呈」というのがあって、代表の子供が花束をくれるんですが、私に持ってきたのが近所の4年生佐野君だったのでびっくりしました。

教頭先生のニクイ人選でした。

お楽しみイベントとして、握力計を使った握力合戦とか、先生の対抗ゲームがありました。

先生たちが登場すると体育館を揺るがすものすごい大歓声で、大変盛り上がってました。

寒かったけど、ネウチありました。

 

 

 

『ROLLY式ぶっ飛びギター』

テレビで『フラッシュダンス』という映画を見ました。

題名だけ知ってました。

18歳の女性が主人公なんですが、彼女は溶接工です。

熟練工という感じなんですが、夜はバーでダンサーとして色っぽく激しく踊ってる。

「つまり、この子はショウダンサーを目指して、どういうわけか知らんが、溶接工として一生懸命働いてるんだな」と無理やり納得しようと思いました。

ところが、なんと彼女の夢はクラシックバレリーナだというんで、カックンとなりました。

そして、クラシックバレエの学校に入学申し込みに行くんですが、これは無理やりでも納得できない。

昼は溶接工、夜はショウダンサーで、クラシックバレエ学校へ?

しかも、そのバレエ学校の建物が、なんちゅうかもう、「国立博物館!」という感じのとんでもない大建造物なんです。

観客を何とかびっくりさせてやろうという気持ちはわかりますが、あれこれちょっとやりすぎと思いました。

おすすめしません。

DVDを買いました。

ROLLY式ぶっ飛びギターパフォーマンス!観客を魅了できるギタリストの作り方2』という長いタイトルです。

ROLLYさんというロックギタリストが、エレキギターについていろいろ語って弾きまくるというDVDです。

30年ほど前でしょうか、テレビでこの人を見て、面白いし、ギターの音がいいなあと思ってたんです。

それっきりで忘れてたんですが、半年ほど前、ゆうちゃんやあきら君が見てる子供向け番組に出演してたんです。

あれ?お笑い系タレントとして活動を続けてるのかと思ってたんです。

そして、一週間ほど前、NHKテレビの歌番組でギターを弾いてるのを見たんです。

それで、昔ギターの音がいいと思ったことを思い出して、このDVDを見つけたんです。

私好みの気持ちいい音で、おもしろいし、よかったです。

私は満足しましたが、おすすめはしません。

 

 

 

 

 

子育ての現場

駅前行きのバスを待ってました。

向かい側の歩道を、幼稚園の制服の女の子二人を連れたお母さんが歩いてました。

お姉ちゃんは年長組で、妹が年少さんという感じです。

はじめは三人並んでたんですが、そのうちお姉ちゃんがどんどん先に進みだした。

お母さんは追いかけながら、妹の方に「早く来なさい」と声をかけるんですが、歩道の花に気を取られて動かない。

で、お母さんは、先へ行くお姉ちゃんと、花にしゃがみ込む妹の中間地点という不安定な位置取りで、両方見たいのに、どっちも見られないという困った状況に陥ってしまった。

お姉ちゃんはどんどん歩いて、信号のところまで行ってしまった。

お母さんは、「渡ったらダメ!」と言って、妹の方に、「ゆかりちゃん!早く!早く来なさい!」と言いました。

と、お姉ちゃんは信号を渡ってしまった。

お母さんは焦って、「そこで待ってなさい!」と言いました。

すると、お姉ちゃんは、「ママ~!おトイレ!」と叫んだ。

お母さんは、「ええ~~~~っ!」と叫んだ。

私も、心の中で、「ええ~~~~っ!」と叫びました。

お母さんは、体を引き裂かれそうな感じで、「ゆかりちゃん!早く!早く来て!」と叫びました。

呼ばれたゆかりちゃんは立ち上がって、お母さんのほうに駆け出した。

5、6歩走ったかと思うと、バッタ~ン!とこけて、ワッと泣き出した。

お母さんは、「ンモ~~~~ッ!」と叫んだ。

私も心の中で、「ンモ~~~~!」と叫ばずにはいられませんでした。

お母さんは駆け寄ると、女の子を起こして抱き上げた。

そして、「重たい~~~!」と言いながら、お姉ちゃんのほうへ走っていきました。

しばらく待ってたらバスが来たので、乗って走ってたら、窓からさっきの親子が見えました。

三人並んで何事もなかったように歩いてました。

「これが子育てだ!」という現場を見せてもらいました。

 

マリア様の顔

ヤン・ファン・アイクの『受胎告知』を模写中です。

やっとマリア様の顔です。

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このマリア様の顔は、ヤン・ファン・アイクには悪いけど、イマイチと思います。

イマイチでも、難しさにはかわりないですが。

顔と髪の毛だけで、これまで何時間かかったか・・・。

あと何時間かかるか・・・。

美術予備校では、みっちり3時間、顔にかかりきりでした。

描いてるうちに、「これって、筆で描いたのか?」という疑問がわいてきます。

筆は筆でも、ヤン・ファン・アイク御用達の「不思議な筆」ではなかろうか。

私が使ってる面相筆では無理なのではなかろうか。

先生にそう訴えたら、「まあ、がんばってください」と笑ってましたが。

 

 

 

余命

きのう会ったM君は私よりひとつ年下です。

で、会話は病気とか、ぱっとしない話になる。

私が、「父が死んだ年齢まで、あと12年と思うと短いなあと感じる」と言ったら、彼がうれしそうな顔をしたので、ヘンな気がした。

にこにこ笑いながら、「ウチの親父は100歳まで生きたから、あと30年と思うと、なんか余裕を感じますね」と言うんです。

蹴り倒されたような気分でした。

私の余命が12年で、彼は28年。

裏切られたというか出し抜かれたというか、一発逆転、その手があったかというか、そんなのありかというか、ずるいといういうかきたないというか、いやな気がしたのは事実である。

 

 

おじいちゃん

M君と喫茶店で会いました。

かつての飲み友達で、今は茶飲み友達になり果てた。

私が飲めなくなったから茶飲み友達になり果てたのであって、彼の責任ではありません。

まあ、景気のいい話はなかった。

景気の良くない話をしてたらケータイが鳴って、M君は店の外に出ました。

で、なんとなく隣の席を見たら、若いママさんと赤ちゃんだったのでびっくりしました。

赤ちゃんの気配を感じなかったんです。

色白ぽっちゃりお目目パッチリの実にかわいい赤ちゃんで、7ヶ月か8ヶ月くらいかな。

「かわいいですね」と声を掛けたら、赤ちゃんはこっちを見たけど、まん丸いお目目できょとんとしてました。

ママさんが帰り支度をする間も、赤ちゃんはおりこうちゃんにしてました。

立ち上がったママさんが赤ちゃんに、「ほら、おじいちゃんにバイバイって」と言ったようにも聞こえたし、「おじちゃんにバイバイって」と言ったようにも聞こえた。

何と言ったのかママさんに聞こうかと思ったけどやめときました。

 

 

 

電動マウンテンバイク

パナソニックが、「電動マウンテンバイク」を発売するそうです。

定価60万円で電動自転車の中では最高級品だそうです。

なんかヘンだと思うのはヘンですかね。

マウンテンバイクと言うと、悪路をものともせず、というより道なんかない急斜面を、体力気力脚力の限界を超えて走りまくってこけまくって泥だらけの傷だらけ、ハアハアゼイゼイもう死ぬ~!というイメージなんですが。

「電動アシストマウンテンバイク」のコンセプトというか主義主張というか、そんな難しいことよりセールスポイントはなんなんでしょう。

若い時頑張ったマウンテンバイク愛好家が年を取っても楽しめる、ということでしょうか。

100台限定だそうですが、売れるかな。