若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

重慶大ブーイング

重慶で行われているサッカー大会で、日本チームが中国人観客から大ブーイングを浴びつづけている。

スポーツ試合でのブーイングというのはイヤな行為だ。
私は、スポーツには詳しくない。
体力、精神力とは無縁の男だ。
体力作りのためスポーツジムに通う人があるが、私はスポーツジムで体力をすり減らすタイプだ。
金を払ってまですり減らしたくない。

風速10メートル以上の日は、吹き飛ばされるといけないので外出しない。
突然吹き出すと困るので、いつも鎖を持って歩く。
強風が吹き出すと、鎖で電柱などに身体を縛り付ける。

しかし、突風は困る。
近鉄学園前駅付近で、突風で紙くずと一緒に吹き飛ばされている男がいたら、それは私です。
お近くを御通行の際はお声をおかけください。

何の話か。
ブーイングだ。
重慶の大ブーイングに驚くことは無い。
サッカーというのがそういうものなのだ。

前のワールドカップの時、初めてテレビでまともにサッカーの試合を見て、これほど程度の悪いスポーツは無いと思った。

反則のし放題だ。
「サッカーは格闘技だ」などとわけのわからんことをいう人がいるが、格闘技にもルールはある。

腕をつかむ、足をかける、ユニフォームを引っ張る、ヘディングと見せて頭突きをかます、飛び蹴り、サバ折、コブラツイスト、何でもありだ。

反則場面のアップやスローモーションはテレビ画面を正視できない。
餓鬼、畜生、修羅といった言葉を思い浮かべる。
あさましい者どものために手を合わせ、「般若心経」を唱えながら見ていたのは私だけではあるまい。

子供も見ているのだ。
せめてモザイクでもかけたらどうか。

反則した選手にイエローカードというのも生ぬるい。
審判が頭を張り飛ばすべきだ。

いつだったかの、韓国、イングランド戦ではアナウンサーも呆れていた。

「またファールです。この選手は誰ですか。よく反則しますねー」
「韓国の、ヨク・ハンソクです」
「なるほどネ」
「しかし、アジアの選手はまだマシです。イングランドはひどいですよ。ファールの常習犯がいます」
「誰ですか」
「ジョー・シューハンです」
「えーかげんにしなさい!」
「ほんとにネッ!」