今日は私の誕生日である。
まあまあ元気で誕生日をむかえると、これがあたり前のような気がして、ありがたみがなくていけません。
私の持病であるカゼで37度の高熱にうなされ、死の床にあるときだったら、ああ！今年もなんとか誕生日をむかえられたと、感激もひとしおだと思う。
家内も娘たちも、めでたいとは思ってくれているのだろうが、朝から家中が浮き立っているという雰囲気ではない。
家内の母から、おめでとう電話があった。家内の母は、人の誕生日をよくおぼえている。私の誕生日はおぼえていてもおかしくないが、なぜそんな人の誕生日まで！？と驚くことがある。
私の母も、誕生日にはよく電話をくれたが、ずっと前から、誕生日どころか、私の存在さえ忘れてしまっている。誕生日が来ると、そういうことを考える。私は、忘れられてひがんでるのかもしれない。
さて、習ったばかりのハンバーグ、火曜日に作ったところだが、今日もハンバーグを作る。
夢子さんに、自作ハンバーグの肖像画を描いて見せようというのではない。
たまたま、家内が午後から出かけるので、やる気満々の新米コックさんとしては、腕をふるうよいチャンスなのである。
なにしろ、先日、ハンバーグを作って以来、家内も娘たちも、私のことを、「パパ」と呼ばずに「シェフ！」と呼ぶ。
え？のせるのがうまい？
まあ、すっかりその気になってるので、ハッピーバースデイハンバーグです。
