若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

鮮魚列車とジステンパー

整骨院に行く。

近鉄布施駅ホームに、ヘンな電車が止まってた。

ホームを歩きながら、いやに古ぼけた車両だなと思って中を見たら、客は一人二人で、白い発泡スチロールの箱がたくさん並んでいた。

近鉄には、行商人用の列車があると聞いたことがある。
これがそうか?
先頭車両の行き先表示板を見たら、「鮮魚」と書いてあった。

行き先が「鮮魚」?

はは〜ん、鮮魚行商のための列車ですね。
長年近鉄を利用してるけど、見るのは初めてだ。

インターネットで調べてみた。

うわ〜!
「鮮魚列車」、鉄道マニアには有名なんですね。

私が見たような、古ぼけた「鮮魚列車」を、「珍車」として紹介してる人もいます。
「珍車」ですか・・・。

「鮮魚列車」は、「伊勢志摩魚行商組合連合会」のための貸し切り列車だそうです。
一般車両に魚介を積み込むと、においなどで迷惑なので、1963年から専用列車として走らせてるらしい。

現在、こういう列車は近鉄だけだそうですから、鉄道マニアの憧れの列車なのでしょう。

時々、近鉄の駅で、ごく普通の電車を撮影してる人たちを見ますが、あれも、素人から見れば「ごく普通」だけど、マニアにとっては、「珍車」なのかな。

いずれにせよ、私は、貴重な経験をしたのだ。
という気にはなりませんね。

ドガの画集を買った。
解説に、ドガが、「ジステンパーで描いた」と書いてある。

なんじゃ?
ジステンパーって、犬の病気ではないのか。

インターネットで調べてみた。
犬の病気ばかりだ。

「ジステンパーをアマゾンで探す」というのがあったので、やってみた。
やはり、犬の病気に関する本が多い。

お!
ナチュラルペインティング』とかいう本が出てきた。

「ジステンパー」というのは、植物なんかの色素かもしれない。

これ以上はわかりそうにないなあ、と思いつつ、英和辞典で調べたら、出てました。
英和辞典をバカにしてはいけないと反省。

「ジステンパー」というのは、色素をニカワなどで固めた絵の具を使う画法のようです。

それはわかったけど、なんで犬の病気といっしょ?