若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

大関

大相撲。

きのう、関脇琴奨菊が平幕の隠岐の海に敗れて三敗目。
朝日新聞の見出しでは、「大関土俵際」となってます。
琴奨菊大関昇進にとって、痛い負けだったようです。

相手の隠岐の海は、しこ名からし島根県出身だろうと思ったら、ずばり、隠岐の島出身でした。
隠岐の島といえば、先日テレビを見てたら、「隠岐の島ではアメフラシを食べる!」と、衝撃の事実を伝えてました。
アメフラシというのは、海にすむ生き物で、角みたいなのが二本あって、ウミウシの一種だそうです。
西洋ではウミウサギというらしい。

私は、「巨大ナメクジ」といいたい。
ウシとかウサギとかいうようなもんじゃありませんよ。
模様入り巨大ナメクジ。

こんなもんを食べるんか!?

隠岐の島の人は食べるんですね。
幼稚園の子供たちが海辺で楽しそうに、この巨大ナメクジを捕まえてるのには驚きました。
ワイルドかつクレージーである。

長女の旦那さんのお母さんが隠岐の島出身です。
ワイルドともクレージーとも見えないが、巨大ナメクジを手づかみにして食べていたのか?

先日のゆうちゃんのお食い初めの時に聞いてみました。

アメフラシ?知りません。聞いたことありません」とのことである。

ほんまか?
隠岐の島にはたくさんの島があるので、島によっては食べないのかもしれない。
あるいは、巨大ナメクジを手づかみにして食べていたという過去を知られたくなくてとぼけているだけかもしれない。
判断を保留する。

アメフラシの話ではない。
琴奨菊大関昇進だ。

朝日新聞の記事ではきのうの敗戦についてこう分析している。

「役力士との対戦を終えて大関の椅子が見え、逆に重圧が動きを鈍らせたのか」

大関の椅子?

ちょっとひっかかりますね。
すんなり読み過ごせない。

大関の座」ならいいと思うんですが、「大関の椅子」といわれると「どんな椅子や?」と考えてしまいます。
大きな椅子やろなあ、「大関のソファ」のほうがいいんじゃないか、「関脇の椅子」も大きそうだし「小結の椅子」ならありそうかな、等々いろいろ考えます。

横綱の椅子」になると大変ですよ。
大英帝国国王戴冠式で使うような椅子になると思いますが、横綱がそんな椅子に座ってサマになるか?

お相撲さんはやっぱりざぶとんですね。
前にテレビで対戦前に座ってるざぶとんについて紹介してました。

二、三十万円したように思います。
中はもちろん真綿ですよ。

以前琴欧州が、真綿のざぶとんを羽毛にしようとしたそうです。
お国柄ですね。
ところが、親方に猛反対されたんです。

「羽毛のざぶとん!?そんなものだめだ!」
「そりゃまたどうして?」
「相撲にダウンはいけません」
「え〜かげんにしなさい!」
「ほんとにねっ!」