若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

iPS細胞

新聞に、葬祭会館オープンのチラシが入ってました。

ひとつ向こうの駅の線路沿いに、「建設中」の看板が出てたから、それだろうと思ったら、ちがいました。
ウチの駅から徒歩5分の所にもできたんです。
一年ほど前、ウチから徒歩2分の所にもできました。
葬祭会館ラッシュですね。

三十年ほど前、求人広告の雑誌に墓石屋さんが募集広告を出してました。
条件などいろいろ書いてあって、最後に「大きな声では言えませんが、成長産業なんです」と書いてあった。

葬祭会館業界も成長中なんでしょうか。
激しく成長中なのが、老人介護業界ですね。
どんな業界も、成長から成熟して衰退ということになると思います。

そういつまでも老人が増え続けるわけじゃない。
いつかはへります。

自然に減るだけではありません。

山中教授は、iPS細胞を医療面に生かしたいと語ってました。
詳しい話は知りませんが、iPS細胞というのは、初期化するということだそうです。
「初期化」というと、究極の若返りですよ。

細胞が若くなる。
つまり、老人がいなくなる。
介護業界も葬祭会館業界も破滅ですね。

はじめは、大学病院で手術とか何とかで難しと思いますが、そのうち技術が進んで、手軽にiPS細胞が買えるようになる。

疲れたな、と思ったらi1PS細胞を飲んで初期化する。
ファイト一発iPS!

日焼け止めクリームなんか塗らない。
iPS細胞を塗る。
塗って焼けたところを初期化してしまう。
どうやって塗るのかは、化粧品業界が必死に研究してると思います。

二日酔いの胃のムカムカも、iPSで初期化。

そのうち、アタマのおかしな科学者が現れて、iPS細胞を悪用して人類すべてを初期化してしまう。
みんなピテカントロプスみたいになる。
ピテカントロプスてなんか知らんけど。

先が読めるとこういうことまで考えてしまう。

↓アングルの名作「グランドオダリスク」の模写中。
 先週から色を使うのかと思ったら甘かったです。
 今週も白と黒で描いて、来週も白と黒。