若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『ワーキングガール』『張り込み』

途中までしか見なかった映画です。

ワーキングガール』は、なんちゅうか、古い!という感じです。

ビジネスの世界で頑張る女性が主人公みたいですが、髪型がすごい。

私が女性の髪形について言うのもアレですが、「古!」と思いました。

古いというのは別にいいと思うんですが、古びてしまったという情けなさについていけませんでした。

『張り込み』は史上最短かな。

服役中の凶悪犯を脱獄させるんです。

ワルのお兄ちゃんが一人、「医療用」みたいなトラックで刑務所に行って、凶悪犯を乗せて帰ろうという作戦のようです。

手に汗握る設定、のはず。

まず第一関門は、もちろん刑務所の入り口です。

もちろん警戒厳重です。

もちろんトラックの荷台も調べる。

もちろん運転席も調べる。

門衛が険しい顔で運転席を調べようとしたとき、運転席の兄ちゃんの顔がぱっとひきつった。

なんと、運転席の床に鉄砲の弾が一個落ちてるのに気づいたんです。

鉄砲のタマでっせ。

一個。

ころんと。

そらひきつるわ。

ここで見るのをやめたのであとはどうなったか知らん。

言い訳するつもりじゃないですが、10分でおしまいばかりではありません。

アラバマ物語』『ブリッジオブスパイ』は最後まで見ました。

このふたつ、似てます。

アラバマ物語』は、黒人差別真っ最中、黒人青年の無実を晴らそうと弁護を買って出た勇気ある弁護士の話です。

『ブリッジオブスパイ』は、米ソ冷戦の真っ最中、アメリカで捕まったソ連のスパイの弁護を買って出た勇気ある弁護士の話です。

スパイ事件の方は実話だそうです。

「世間」の重圧に負けず自分の信じる道を行く勇気ある市民、というのがアメリカの一つの理想なんだろうと思いました。