土曜日の朝8時というと「早朝」です。
電話が鳴った。
うん?と思って出ると「〇〇電化」のA君だったので、アレだなとすぐ納得。
「〇〇電化」は古くからある駅前の小さな電気屋さんでした。
そのころからの付き合いですが、やり手の二代目社長が住宅関連事業に乗り出しリフォームを手始めに今や住宅建設までこなすようになった。
Aくんも「電気屋のおにいちゃん」から家電、風呂、トイレ、キッチン、屋根その他何でもこなす立派な番頭さんになりました。
きのうはシャワーの修理に来てもらった。
温度が安定しなくなったんです。
それと前に頼んであったステレオセットを持ってきてくれた。
ステレオを設置してからシャワーの修理。
電気屋さんも大変です。
修理はすぐすみました。
ウチのことは何でもわかってくれてるので助かります。
照明器具でも「階段の電気」「和室の電気」「玄関を入ったとこの電気」というだけで通じる。
便利です。
さて、きのうの夜、風呂に入ってシャワーを使おうとしたら出ない。
修理をしてから確認してますよ。
シャーッと出して「オッケーです!」と言って帰ったんです。
それが出ない。
どうなっとるんじゃ。
A君でもこんなことがあるんだなあとちょっとうれしかった。
A君は寝るときビビッとひらめいたんだそうです。
修理を終えてから止水栓を閉めてしまった!
えらいこっちゃ!
朝一に行かなければ!
で、早朝電話だったんです。
A君はバツが悪そうであった。
水が出ないのはまだいいです。
私が高校のころ母が台所用のガス湯沸かし器を買った。
それを近所にいた親戚の若い人が「取り付けてあげます」と言ってくれたのはいいけど、水が止まらなくなって台所中水浸しになったことがある。
「だいじょうぶです!だいじょうぶです!」と言いながらびしょぬれになって焦りまくってる若い人のうしろすがたを見てる母の苦々し気な顔を思い出します。