みいちゃんはいわゆる「ピカピカの1年生」で、それも典型的というか模範的というか金メダル級のピカピカです。
卒園式を終えての三つの誓いが「早く宿題をする。きれいに字を書く。お友達をたくさん作る」というんですから非の打ちどころがございません。
この段階で市長表彰は確実。
張り切って入学したみいちゃんを待ち受けていたのはとんでもない現実であった。
男の子たちが騒がしい。
動き回る。
先生のお話は静かに聞かなければいけないのにぺちゃくちゃしゃべるなんて信じられない。
私たちは幼稚園児ではないのだ!
この子たちには小学生としての自覚がないのか。
こんなことで給食はどうなるのか。
2023年4月17日月曜日、人生最初の関門でありまた晴れの初舞台である初給食が男の子たちのために無茶苦茶になるのではないか。
私に給食経験があるならびしっと指導いたしますが何せ私も初体験。
あまりに不安がるので私も無事すむだろうかと心配になりました。
家内は「だいじょうぶよ。みいちゃんのことだからはりきって報告してくるわ」というんですが。
で、きのうの夜、初給食をすませたみいちゃんからボイスメッセージが届きました。
「おばあちゃんおじいちゃん!」
例によっておばあちゃんが先ですが、元気はつらつの第一声を聞いただけで、だいじょうぶだったんだ!とほっとしました。
「今日は無事すんだよ!心の中で『しゃべらないで~!しゃべらないで~!ここはしゃべらないで~!』って思ってたんだけど男の子たちはね、マア~マア~ね、それぞれにね・・・終わりの会がちょっとね~・・・当番は牛乳だったんだけど~、男の子たちがさぼって~、さぼった子たちの分を私と〇〇さんとでならべて、食器もならべて、ごはんをならべて、ストローをならべて・・・今日はじゃがいものおみそしるとごはんとハンバーグと牛乳とちりめん〇〇(聞き取れませんでした)・・・」
はずんだ声で一気にしゃべり切りました。
人生最初の関門を無事乗り切った安堵感と高揚感が伝わってまいりました。
家内と二人、13回再生しました。
今日は朝から5回。(^^)/