今日は乗馬。
朝のバス停は駅へ行くいつものメンバーが数人。
そのうちの80代と思える女性に声をかけられた。
はじめてのことです。
最近困るのは耳が遠くなってるところへマスク越しなのでよけい聞き取りにくい。
聞き返したら、「おしゃれな靴ですね」。
意表を突かれてこけそうになった。
靴に関心ありません。
この靴はデパートの靴売り場のカリスマ店員の口車に乗せられてじゃなかったセールストークに引き込まれて買いました。
ブランド名も知らないしふつうの靴だと思います。
女性は靴をじ~っと見て「主人が好きだったんです」としみじみと言った。
思わぬ展開に「は~」と間の抜けた返事をしたところへバスが来たのでそれっきりになったのは残念なようなほっとするような、この続きはまた来週かな。
電車で橿原神宮前駅へ。
橿原神宮前駅構内を出口へ向かって歩いてたら若いお巡りさんが近づいてきた。
何事かと思ったらチラシを渡しながら「登山事故防止にご協力お願いします」
意表を突かれて今度はほんとにこけそうになってお巡りさんに支えてもらった。
なんなんですか。
私が山男に見えますか。
イタリア製のジャケットをイキに着こなし息子が中学時代に使ってたショルダーバッグに乗馬ズボンを入れておしゃれな靴を履いてるんですよ。
駅構内にはいかにも山登りしそうな小汚いかっこうの男女はいくらもいるんですよ。
若いお巡りさんはこけそうになった私を支えながら「先日も高見山で遭難事故が・・・」と訴えるのを「ご苦労様です」と振り切って改札口に向かったのであった。