某社の課長が、新入社員を連れてやってきた。
感じの良い若者と言うより、最近は「かわいい」と思うようになりましたね。
名刺交換。
「○○ 偉」
えらい!?
まあ、行く先々で言われているだろうと思いながら、一応
「あんた、えらいさんなんやね〜」
これまた、行く先々で答えてきたのであろうが
課長「いやいや、全然偉くないんですよ」
本人「はい、これから偉くなるようにがんばります」
一同「あははは」
なごやかである。
これが、社長ならどうか。
名刺交換。
「○○ 偉」
私「あんた、えらいさんなんやね〜」
課長「ハ、ハイ。ウチの社長です」
社長「むっつり」
なごやかじゃない。
この「偉」は、「いさむ」と読ませるそうである。
名前で思い出した。
二十年ほど前、アメリカの、ジャック・ジョーンズ(仮名)という青年が名前を変えたいと思ったが、裁判所で却下された。
この人は、「2683」とかいう名前にしたいと思ったのだ。
しかし、「2683 ジョーンズ」という名前を、アメリカ合衆国の最高裁判所は認めなかったのである。
日本には、「山本五十六」とか「上田三四二」とか、数字の名前は結構あるのにと思った。