色々な地方が観光客の誘致に力を入れている。
昨日の新聞によると、熊野権現で有名な和歌山県新宮市でも、市をあげて観光客の誘致に乗り出したそうだ。
昔、熊野権現では、信仰をすすめる尼達が全国を巡り、「熊野比丘尼」として親しまれた。
この故事にならって、新宮市の「男子職員」二名が、「尼さん」の格好をして、横浜発、南紀めぐりの「豪華客船」に乗り込んだ。
尼さんに扮した二名の男子職員の不気味な写真も掲載されている。
「尼」というより、どう見ても、「幽鬼」という感じである。
この幽鬼じゃなかった、尼さんに扮した男子職員が、豪華客船の船室を回って
「熊野に来れば魂が救われるのじゃ〜〜!」と白目をむいて叫んで、脅迫じゃなかった勧誘しただそうだ。
驚いた乗客が海に飛び込んで逃げようとして、三名が行方不明になり、海上保安庁の巡視艇「くろしお」が捜索に当たっている。
娘の会社の人が中国に出張して、お土産をくれた。
ロッテの「コアラのマーチ」である。
中国で売っている製品だ。
日本で売っている製品と外観は同じで、箱には、日本語と中国語が書いてある。
「楽天小熊餅」
なるほど、コアラのことを中国では、「楽天小熊」というのか。
ぴったりではないか。
いや、そうではなく、「楽天」で「ロッテ」と読むのかな。
「楽天製菓」の「小熊餅」と言う意味なのか。
「朱古力夾心」
チョコレートを挟んだお菓子と言う意味か。
「採用上乗原料」はわかりやすい。
「栄養豊富」「有益健康」「滋味無窮」
「栄養豊富」「有益健康」は、戦後間もないころの、私たちがよく目にした言葉ですな。
「グリコ」の「一粒三百メートル」みたいなものですね。