昨日は高校野球で疲れてしまった。
家で寝転がってテレビを見ていても、あれだけ点が入らない熱戦は疲れる。
互いに譲らず投げきった両投手に劣らず疲れました。
さて引き分け再試合、どちらを応援しようかと迷う。
監督がインタビューで、「ウチの子供たちが」と言わなかった方を応援しようと思っていたら、どちらも言わなかった。
意地悪！
それにしても、最終回の早稲田実業斎藤投手はすごかった。
相手の四番打者に対して速球勝負。
一球目を投げた時、一瞬の後どよめきがおきた。
うん？と思ったらアナウンサーが、「147キロです！」。
そうか、球速表示が出たのを見て観客がどよめいたのか。
これは微妙ですね。
斎藤投手の剛速球にどよめきがおきた、と言えばいいのか。
「147キロ」の表示にどよめきがおきたと言えばいいのか。
「剛速球」がえらいのか、「147キロ」という表示がえらいのか。
どっちでもいっしょやないか、ややこしいこと言うなと言えばいいのか。
残念ながら、斎藤投手の剛速球にどよめきがおきたのではないと思う。
表示を見るまでもなく、ボールがキャッチャーミットに収まると同時に、「おお！」と叫んだ人はかなりのツウですよ。
ツウの反応。
「バシッ！」（ボールがキャッチャーミットに収まる音）
「おお！」
素人の反応。
「バシッ！」
「・・・」
「147キロ」
「おお！」
駄洒落の説明を聞いてから笑う人みたいである。
