朝日新聞夕刊のコラム「窓」のタイトルである。
2002年にイギリスのBBCテレビが、「偉大な英国人」投票を行った。
1位チャーチル、3位ダイアナ妃、4位ダーウィン、5位シェークスピア。
知ってますね。
2位、イザムバード・ブルネル。
誰じゃ!?
チャーチルと張り合った政治家なのか。
「19世紀に活躍した技術者で、トンネルをモグラのように堀り進むシールド工法を考案した・・・」まで読んで、おお!小学校の国語の教科書で習った「テームズ川のトンネル」の青年だ、と思った。
が、ちがった。
シールド工法を思いついたのは、父親のマルク・ブルネルだった。
イザムバード・ブルネルは、父の遺志をついでトンネルを完成させたのだ。
インターネットで調べてみようと、「グーグル」で、「テームズ川のトンネル」で検索して驚いた。
なんと、私の、2003年6月12日の日記がトップに出てくるではないか。(-_-;)
なんでやねん。
おかしいぞ、グーグル。
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E5%B7%9D%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB&lr=
去年、イザムバード・ブルネルの生誕二百年ということで、盛大に祝われたそうだ。
日本でも、「ブルネル研究会」と言う会があるそうだから、その世界では有名なのだろう。
父子ともに、革新的技術者で、多くの成果を挙げたが、果敢な挑戦者として失敗も多く、経済的には恵まれなかったようだ。
それにしても、納得のいかん投票結果だ。
世界で名の知られた四人。
知る人ぞ知る一人。
納得はいかんが、いいぞ、イギリス!と思う。
なんだかわからんけど、いい!と思う。