若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

デェンス

雑誌「WEDGE

「外人の前で『ダンス』と言ってはならない。『ダンス』は、英米人には『ばかもの』と聞こえる。『ダンス』の発音を、『デェンス』または、『ダーンス』と変えなければ、日本は世界一流の国家にはなりえない」と、30年間訴え続けてる人がいる。
日本人が、世界に遅れをとっている理由の一つは、日常的にダンスを踊らないからだそうだ。

「私には夢がある。日本を、誰もが気軽に社交ダンスが躍れる社会にし、名実共に世界一級の国にしたいのです」
「私は本気です!」と叫ぶこの人は、愛国心たっぷりだが、なんともアヤシイ人だと思うでしょう。

金児昭さん、71歳、信越化学工業顧問、前金融監督庁顧問。
トシに不足はないし、肩書き、経歴、愛国心にも不足はないし、とくに、アヤシサには、全然まったく、ひとかけらも不足はないですね。若草鹿之助商店アヤシサ事業部は、金児昭さんを応援します。

この雑誌は、ビジネスマン向けのようだ。
「あなた自身が見られている 活き金と死に金の境界線」

社内外の接待の仕方について、参考になる事例がいろいろ書いてある。
相手を喜ばせるのは、金額ではない。
そうでしょうな。

通信関連企業で営業課長を務める時田昌宏氏(仮名42歳)は、「安くて希少価値のあるお店が、人間関係を築く上で貴重なツールとなる」という。
「要するに、マスコミでしばしば取り上げられている、安くて、うまくて、予約のとりにくい店に客を誘うのです。それだけで喜ばれます」

なるほどネ。しかし、予約がとりにくい店の予約をどうとるのだ。それが問題ではないか。

時田昌宏氏(仮名42歳)の裏ワザはこうだ。

数ヶ月前から、複数の予約を入れ、数日にわたって座敷を押さえる。
そして、得意先との予定が決まってから、他の予約日はキャンセルするというのだ。

素晴らしい!こんな裏ワザを公開してしまっていいのか!?
ん?しかし、これだと、時田昌宏氏(仮名42歳)は、お店のブラックリストにのってしまって、予約なんか受けてもらえないんじゃないでしょうか。
時田昌宏氏(仮名42歳)は、他にもたくさんの(仮名)を持ってて、だいじょうぶなのかな。