若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

不巫女

ワープロの「まぬけ変換」が、話の種になることがある。

今回報告するのは、ワープロではないので、それほど罪は重くなく、話題性もとぼしいかもしれない。

8ミリフィルムをDVDにうつしかえている。
DVDに入れて、タイトルを入力する。
その「タイトル入力機能」で、びっくりしたというかあきれたというか、まあ、何ともいえん経験をした。

ひらかな入力して、「変換キー」を押すと、ずらずらと候補が出てくる。
母の名前は「文子」である。
「ふみこ」と入力して、変換キーを押した。

たぶん「文子」が一位かな、いや「富美子」かな。
予想は、見事に木っ端微塵にずたずたにあとかたもなく裏切られたというか吹き飛んだというか、まあ、呆然としました。

1.「不巫女」
2.「不巫子」
3.「不御子」
4.「不皇子」
5.「不皇女」
6.「不神子」
7.「文子」
8.「富美子」

この、パナソニックDVDレコーダータイトル入力機能は、日本人が作ったのではないですな。
中国人でも、こんな候補はないだろう。
現代中国語で、「不」+「巫女」というような語法はありえない。
と思います。

インド人かな。
しかし、インドも、日本との交流は古く深い。
インド人でもこんなバカなことはしないだろう。

この日本語入力機能を、中国やインドで作ったと言うなら、私は怒りますよ。
許さない。

私は、事なかれ主義なので、できるだけ穏便におさめたい。
「それ、ウチで作りました」と言われて、私も腹が立たず、先方の顔もつぶれないようにしたい。
私は、気が弱いとか八方美人だとか言われるが、生まれつきの性格なのでしかたがない。

この入力機能が、ウズベキスタンで作られたというなら、許せそうだ。
カザフスタンでもいい。
アフガニスタンでもいいかな。

では、「スタン」がつけば、どこでもいいのか。
そんないいかげんなことをいっているのではない。
パキスタン」はだめだ。
ムシャラフ政権を、どうこう言うわけではないが、ダメだ。

この、パナソニックDVDレコーダータイトル入力機能は、ウズベキスタンカザフスタンアフガニスタンの、イスラム系神学校の学生たちが作ったベンチャー企業が請け負った。

これでいい。
やっと次の入力に取り掛かれる。