合歓の郷合宿に土曜日出発。
ドラム歴43年というベンチャーズファンIさんと、西大寺駅で待ち合わせる。
10時45分発の特急に乗るので、10時前、そろそろ家を出ようかと思ってたらIさんから電話。
「え〜っと、特急、もう出ちゃいましたが・・・」
「
「え?」
「9時45分の特急、出てしまいましたよ」
そりゃ、出るでしょ。
車中でいろいろおしゃべり。
何年もの付き合いとはいえ、おたがい音楽関連以外のことはあまり話していない。
Iさんが、毎年伊勢神宮へお参りしていると聞いて驚いた。
神道でもなく、国家主義者でもない。
お参りと、「赤福餅」が好きなだけのようだ。
それだけでも驚いたが、合宿からいっしょに帰ろうと思ったら、「私、お伊勢さんにお参りしますので」といわれたので、二度びっくりであった。
よほどお伊勢さんが好きですね。
赤福を買えないのが非常に残念とのことであった。
びっくりついでに、夜、ホテルの部屋で、風のうなるのにびっくりした。
「ゴォー!」「ビュー!」「ドドドー!」
これほどの風の音は聞いたことがない。
一晩中聞こえていた。
廊下をへだてた部屋では聞こえない。
音はすごいが、目に入る木々は、揺れていない。
山の向こうを、海から吹きぬける風だろうか。
合歓の郷には何度も来たが、初めての経験だ。
「季節風」なのだろうが、こういう所に住んでいる人は、こういう音を聞いているんですね。
二日間、「自然の猛威」を充分感じた。
今回、ウクレレクラスの、70代と思える男性二人と女性一人が参加していた。
小学校時代からのなかよしグループだそうだ。
三人なかよくウクレレと歌で、ハワイアンを練習する姿はほほえましいと思ったが、、ホテルの部屋も三人いっしょでOKというのにはちょっと驚かされたが、ここはやはり驚くより、ほほえましいというべきところなのであろう。