結局、最後まで見てしまいました。
夜中にテレビを見たのは何十年ぶりでしょうか。
ワールドカップは、選手はもちろん実況中継のアナウンサーにとっても一世一代の晴れ舞台、皆さん力が入ってますね。
解説者には熱狂型と冷静型と二つあるようですが、アナウンサーは熱狂型が多い。
日本対パラグアイ戦のアナウンサーも最初からテンション上がってましたね。
「さあ!いよいよ待ちに待ったキックオフです!解説の金田さん!パラグアイはどうですか?」
「良くないですね」
「良くない?!それじゃあ、正露丸、いや、ビオフェルミンのほうが・・・」
「誰が腹具合の話しとるんじゃ!パラグアイやろが!」
「そのパラグアイですが、チームとしては日本と同じく守備を重視するチームとのことですが、ここは一つ意表をついてサムライジャパン、序盤から攻勢に出る作戦はどうでしょう」
「パラグアイ相手にそれは通じないですよ」
「通じがないとすると、タケダ漢方便秘薬・・・」
「だから腹具合の話とちゃう言うてるやろ!」
「いきなり攻め込むのが無理とするとやはりパス回しですか」
「そうですね、相手を誘い出すように自陣でグルグル・・・」
「グルグルとなるとやはり正露丸ですか・・・」
「だから腹具合の話とちがうって!」
「パラグアイのベテラン、ロドリゲスは、ワールドカップ予選前に体調を崩したようですが」
「このところベンチを暖めることが多いですね」
「便秘はあたためるといいといいますからね。あたためた甲斐あって体調も戻り、今日あたり出てきそうですね」
「コンディションは完調ですが、今日はまだ出ないでしょう」
「カンチョウでも出ないとなると、これは重症ですね」
「え〜かげんにしなさいっ!」
「ほんとにねっ!」