いろんな「ツアー」があるんですね。
「お絵描きツアー」もあります。
イタリア、フランスなど、絵になる場所に行く。
「絵になる場所」というのがあるんでしょう。
「絵になる場所」も大事だけど、「絵にするウデ」も大事です。
どんな場所でも、絵にしてしまうウデというのはあると思います。
そんなウデを手に入れるより、そんな場所に行った方が早い、と、まあ、思いますよね。
いや、そんなせせこましいことではなく、ただ行ってみたいだけかもしれません。
「絵になる顔」は?
あると思いますが、男前、べっぴんさん、ということではないでしょうね。
映画俳優とかファッションモデルは絵になるか。
う〜ん・・・。
富士山は絵になりますか。
あれだけたくさんあるんだから、描いてみる値打ちはあるように思いますし、やめておいた方がいい気もする。
やっぱり、「絵になる場所」より「絵にするウデ」かな。
カルチャーセンターの女性たちは、海外お絵かき旅行経験者が多いです。
今もお二人がイタリアかフランスで絵筆を握ってるはずです。
「海外乗馬ツアー」もあるんですね。
先日、乗馬クラブでMさんという私と同年代の男性とで話してたら、去年、モンゴルに行ったそうです。
モンゴルの大草原をツアーの一行と馬にまたがって走ってたら、向こうから大勢馬に乗ってやって来た。
すれ違ったのは、なんと、日本人乗馬ツアー客だったそうです。
ジンギスカンもびっくり。
昔読んだ本を思い出しました。
たった一人バイクでモンゴル平原を走った日本人青年の体験記です。
大草原をひたすら走ってたら、地平線の彼方から土煙をあげて車がやってきた。
孤独な旅を続けていた青年がほっとしてすれ違ったトラックを見てびっくり。
佐川急便のマークが!
ついに幻覚か!と思ったけど、日本の中古車がそのまま走ってたんですね。
モンゴルの大草原で、馬に乗った日本人とすれ違うのと、佐川急便のトラックとすれ違うのと、どっちがびっくりでしょうか。