土曜日曜と、九州に馬に乗りに行ってました。
乗馬クラブのツアーです。
一昨年行って、草原を走るのが気分良くてまた行きました。
今年も草原は気分良かったです。
今年も鹿が走ってました。
ガイドの人が、「ほら!鹿ですよ!・・・あ、奈良のお客さんに、鹿はネウチないですね」
いや、ネウチありますよ。
鹿せんべいをねだりに来る鹿を知ってるだけですから。
昼食は、エスニックであった。
エスニックって何か知らんけど。
スペインかポルトガルかギリシャか、そのあたりのひなびた漁村の昔ながらの食べ物屋さんをイメージしてるんでしょうね、と思わせる作りであった。
まあ、おしゃれなんでしょうが、私には、廃屋に大型ごみのイスとテーブルを持ち込んだとしか思えなかった。
こんなんでカネ取るんかと思った。
料理は、バイキング形式というんでしょうか、ならんだ大皿から自分で取る。
で、ならんでる料理というのがエスニックなんです。
わけわからんのです。
大皿に、いろんなものがぐじゃぐじゃと乗ってる。
どの皿も同じようなちがうような感じである。
食べてみないとどんな味かわからないというのも困ったもんです。
唯一わかったのは、鮭の燻製です。
ふつうのスモークサーモンじゃなくて、かなり硬めの鮭の燻製。
唯一正体がわかって私の口に合いそうなのはそれだけだったので、多めに取りました。
席についてまず鮭の燻製を食べたら、「ガリッ!」
「なんやこれ?」
「ニンジンじゃないですか」
となりの若者が教えてくれた。
一見鮭の燻製風ニンジン以外は、ハーブかスパイスか知らんが、ヘンな香りのピリ辛ベタ甘のものばかりであった。
たまにこういう経験をするのもいいものだとは思わなかった。