バス停で、ご近所の80代女性Aさんといっしょになりました。
Aさんが、毎日のようにスポーツジムに通っているというと、元気ハツラツ高齢女性をイメージする人もいるかもしれんけど、ハツラツじゃないです。
足を引きずってよっこらどっこいしょと歩いてます。
ハツラツなのは口だけです。
市長選挙の話を始めた。
現職の仲川さんが、元生駒市長の山下さんを大接戦の末破った。
山下さんは、生駒市長として脚光を浴び、任期途中で奈良県知事選に出馬して負けて、今度は奈良市長選挙に出馬した。
Aさんは、山下さんに投票したそうです。
なぜかというと、Aさんの娘さんが生駒市に住んでいて、山下さんの「子育て支援政策」がすばらしいと言ってたからだそうです。
「ホントに行き届いてたらしいですよ。娘が山下さんほめてたんで山下さんに入れたのに、残念やわあ」
しばらく山下さんをほめてから、仲川さんの話になった。
「仲川さんはあかんわ。もうちょっと年寄り大事にしてくれんと。子育て支援とかいうて、『老春の家』の予算も削るし」
Aさんの主張は大変わかりやすいと思いました。
Aさんを「自己中」というのは気の毒なので、「統合失調症」と言った方がいいかもしれない。
いや、Aさんの「統合失調」は健全かもしれない。
ちょっと考えさせてください。