若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

面と向かって

朝日新聞に、旧大和銀行に関する記事が出てました。
伯母を思い出しました。

父の姉で、生きていれば108歳だったかな。
非常に頭が良く、明るい性格で、90過ぎてのひとり暮らしは見事なもんでした。

耳はほとんど聞こえなかったんですが、頭がいい上にカンがすばらしくいいので、聞こえてると思ってた人が多かった。
その場の空気を読む力がすごいというんでしょうか、聞こえてないのに話に加わってくるんですから、あきれたもんでした。

伯母は、地元の信用金庫と大和銀行を利用してました。
二十年ほど前でしょうか、大和銀行の、なんだか忘れたけど大不祥事がありました。

そのすぐ後、地元信用金庫の営業マンが来たので、伯母は大和銀行をこき下ろして、「大和銀行は二流銀行やね。これでもうおしまいやね。こういう銀行は消え去るべきだ」てなことを、理路整然と、かつ熱く語ったそうです。

黙って聞いていた営業マンが帰ったあとで、名刺を見たら、大和銀行の人だったそうです。(-_-;)

人生の大先輩から、面と向かって、理路整然と、熱烈に、ボロカスに言われて、つらかったとおもいます。