若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ぷかぷか

ゆうちゃんの弟あきらくんは、生後10日を過ぎて、ますます男前です。

この時期のあかちゃんは、だいたいにおいて仏様顔ですね。
とくに、お湯に入れたとき、ぷかぷか浮かんでるさまは、パラダイスというより、やはり極楽という感じで、べつにニコニコするわけじゃないけど、満ち足りた表情です。

いや、「満ち足りた」というようなケチくさい小さなもんではないですね。
満ちるとか足りるとか、そんな小市民的なものをはるかに超えたスケールの大きさを感じさせる表情です。

ベビーバスが全宇宙であり、その全宇宙に手足を伸ばしてゆったりとぷかぷかという感じです。

人間離れしたあきらくんですが、ときおり、人間らしい表情も見せます。

ニカッと笑いますね。
ニヤリとシブイ笑いを浮かべる時もある。
生後10日で、なぜそんなシブイ笑いを浮かべるのか聞きたい。

苦々しい表情をすることもあります。
苦虫を噛み潰したというか、渋柿を踏みつぶしたというか、そんな顔です。

家内は、吉良上野介みたいな顔といいます。

とくに、ミルクを飲ませてる時、そういう顔をすることがあります。
だいたい飲み終わったみたいだけど、もう少し飲むかなと思って、哺乳瓶を口に含ませてやると、ほんとに嫌な顔をするときがあるんです。

オエ〜!ビエ〜!という感じで、押し出します。
苦虫の上に渋柿が落ちて潰れたような顔です。

そんなにイヤな顔せんでもええやん!と思います。
まあ、生後10日で、はっきり意思表示できるのはエライと思いますが。