若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ころがるゆうちゃん

またゆうちゃんの話か、と思われるかもしれませんが、べつに書きたくて書くのではありません。

ゆうちゃんが毎日のようにウチに来るんです。
いや、いくら徒歩二分のところに住んでるとはいえ、生後六ヶ月のゆうちゃんが歩いてくるわけではありません。

長女が連れてくるんです。
はは〜ん、ラクをしたくて実家に連れて行くんだな、と誰しも思いますよね。
私もそう思った。

で、娘に、「毎日のように連れてくるな!親を頼ってはならん!」とビシ〜〜ッといったことがあります。
ご想像通り、私は厳格な父親です。

すると娘が畳に三つ指ついて私を見上げ、「お父様!ゆうちゃんがおじいちゃんに会いたいというんです!お許しくださいませ!」というではありませんか。

「なに!?ゆうちゃんがワシに会いたいとな!ちょ〜ねちょ〜ね、ゆうちゃん、おじいちゃんに会いたいの?にゃはははは、すりすりすり」と威厳を取り繕いながら苦虫をかみつぶしたような顔でゆうちゃんを抱きほおずりする私。

孫に対するときまで威厳を取り繕う必要はないと思われるでしょうが、我ながら損な性格ですね。

で、今日も来てたんです。
ゆうちゃんは、コロコロ転がります。

だいたい右手の方に転がります。
今日は、左手の方にも三回転がりました。

こないだまで、コロンと転がるのが精いっぱいであった。
今は、コロンコロンと転がります。

汗をかくくらい転がったので、リンゴのジュースを飲ませました。
ママのおっぱい以外のものは初めてである。

一口飲んだゆうちゃんは、しばしヘンな顔をしてましたが、ビエ〜ン!と泣きました。
二口、三口、やはりビエ〜ンと泣きました。

↓「ベルト・モリゾの肖像」
 写真よりかなりスマートになりました。