ゆうちゃんが遊びに来てました。
毎日のように来てますが、徒歩二分ですから、「来る」うちに入らないかもしれない。
とにかく、今日も来てました。
おばあちゃんと遊んでました。
私は絵を描いてました。
昼ごはんを食べて、おばあちゃんが外出しました。
意外にも、ゆうちゃんは何も言わず、私と遊んでました。
帰るとも言わないし、「おばあちゃんは?」とも言わない。
意外であった。
これを成長というのであろうかと思いました。
2時頃、「おうち帰る」というので、連れて帰りました。
徒歩二分ですから楽なもんです。
ところがです。
家についてママの顔を見たとたん、ゆうちゃんはわっと泣き出した。
わ〜わ〜泣く。
ママがびっくりして、「ゆうちゃん、どうしたん?」と聞いたのも無理はないです。
わ〜わ〜泣くんです。
虐待を疑われても仕方ない雰囲気です。(-_-;)
なんですか、これは?
ゆうちゃんに聞かないとわからない、というか、聞いてもわからんでしょうな。
おばあちゃんがいなくなったのがショックだったんでしょうか。
ぐ〜っとがまんして、耐えに耐え、こらえにこらえて私と遊んでたんでしょうか。
「おばちゃんは?」と聞きたいのをこらえてたんでしょうか。
「おうちに帰る」と言いたいのを我慢してたんでしょうか。
そういうことを言うとおじいちゃんに悪いとでも思ってたんでしょうか。
そんな高級なこと考えるかな?
考えるかもしれませんよ。
今日、ゆうちゃんとふたりの時、ワインの宣伝パンフレットを見てたら馬の写真があった。
「お馬さんやねえ」と言ったら、ゆうちゃんはさっと立ち上がって、スタスタ歩いていったと思ったら、引き出しを開けてゴソゴソしてた。
そして、何か持ってきたなと思ったら、それは、先日私が金沢で馬に乗った時の写真であった。
写真を差し出して、私の顔を見て、「お馬さん」と言いました。
けっこう頭は働いてますよ。
私と二人、何気なく遊んでるように見えて、いろいろ感じたり考えたりしてたのかもしれん。
私が、何も感じず何も考えなかったのが悪かったのかもしれん。